2008年No.1
幕滝

2008年もまた百選以外の滝がナンバーワンとなった。
もっとも、2008年は県内の百選以外は根尾の滝しか行っていない。根尾の滝は水量が多かったため、滝つぼの縁まで行くことができずに、少し消化不良だった。さらに、2008年はどういうめぐり合わせか週末のたびに天候が崩れ、青空にも恵まれなかった。
あらゆる好条件にそっぽをむかれた2008年、それでも、滝前に立ってなんて美しい滝だと思えた滝は幕滝だった。2008年に最も感動を与えてくれた滝ということで、幕滝がナンバーワンである。(幕滝のレポはこちら

2008年に巡った滝たち

百選の滝
  惣滝(新潟県)再訪
  苗名滝(新潟県)再訪
  鈴ケ滝(新潟県)再訪
  根尾の滝(岐阜県)再訪

なんと、この年に行った百選は、ほぼ県内の滝だけである。
なんとか秋に根尾の滝に行ったが、実は根尾の滝は胡桃大滝に行くついでみたいなものだった。
これはもう、ホームページのタイトルを変えなくてはならないかも、という状況で、2005年並みの「ものぐさ」、といわざるを得ない。

  
  
残雪のため近づけなかった惣滝。

  
  あいかわらず花の多い鈴ケ滝。

  
  2008年唯一の県外の百選。根尾の滝。
新潟県の滝
  雷岩の滝(仮)(新潟市)
  宝川渓谷の滝たち(新潟市)
  そうめん滝(妙高市)
  権現滝(妙高市)
  関温泉不動滝(妙高市)
  塩野町の滝(仮)(村上市)
  白崩滝(魚沼市)
  落合の滝(上越市)
  手取ケ淵の滝(五泉市)
  鼻声の滝(村上市)
  つつみの滝(村上市)
  本城の滝(魚沼市)
  三十三丈滝(加茂市)
  猿飛滝(三条市)
  (焼山川)大滝(糸魚川市)
  つばくろ滝(糸魚川市)
  (谷根川)大滝(糸魚川市)

2008年はとにくか天候不順に祟られた。いや、平日はいいお天気なのだ。週末になると雨が降る。雨が降ると県内の滝でも行く気力が失せてしまうのだ。
そんなこんなで県内の滝の訪問数も激減した。しかし、上の滝たちの3分の1の滝は私達のページに情報を寄せてくれた方々のおかげで訪問できた滝なのだ。
ホームページを続けていてこれほど嬉しいことはない。
これからもよろしく情報をお寄せください。

  
  
久々の県内のオススメ滝、落合の滝。
  
  
前々から気になっていたが、ついに行くことができたつつみの滝。
他県の滝
  兜滝(群馬県)
  不動大滝(群馬県)
  旭の滝(群馬県)
  前川渡の滝(長野県)
  善五郎の滝(長野県)
  番所大滝(長野県)
  八坂大滝(長野県)
  大禅(長野県)
  小禅(長野県)
  浅間の滝(長野県)
  箱瀬の滝(長野県)
  湯川氷柱群(長野県)
  千ケ滝(長野県)
  岩室の滝(富山県)
  五千僧の滝(富山県)
  百間滝(長野県)
  雄蝶の滝(長野県)
  雌蝶の滝(長野県)
  大正滝(長野県)
  新滝(長野県)
  清滝(長野県)
  大滝(福島県)
  長滝(福島県)
  幕滝(福島県)
  白糸の滝(福島県)
  つばくろ谷の滝(福島県)
  高湯大滝(福島県)
  あかがねとよ(岐阜県)
  唐谷滝(岐阜県)
  緋の滝(岐阜県)
  白糸の滝(岐阜県)
  仙人滝(岐阜県)
  材木滝(岐阜県)
  胡桃大滝(岐阜県)


2008年もまた群馬、長野、福島、岐阜と近県の滝で終始した。
幸いなことに近県にはまだまだたっぷり滝があるので、遠出できない事情が続いても困ることはない。
週末天候不順はどうも新潟だけだったようで(笑)県外の滝で雨に祟られたのは福島の大滝と幕滝の帰路だけである。もっとも、ネットでできるだけ天候のよい方向に行ける時代になったので、雨を避けることもできたのだが。

  
  
雨にもかかわらず登山道を歩いてたどり着いた大滝。

2008年の印象に残った滝たち
本年より、その年のナンバーワンの項目を無くし、
それぞれの印象に残った滝を5つピックアップすることにしました。

紹介する順番はけして上がより印象が深かったわけではありません。
写真をクリックすると、レポにとびます。

ダンナ編 R編


三十三丈滝
遠望、枝の向こうではあるが、
ほぼ全景が見られた。
長い間の念願が叶えられた。


百間滝
何が印象的だったかって、
笹の藪です(笑)
あんなに素晴らしい滝なのに、
ほとんど見に行く人もいないのかしらん。


弥彦の大滝
登山道途中の大滝。
岩盤のねじれ等、圧倒される滝である。
身近にこんな滝があったとは・・・。


幕滝
最後の橋を渡って滝が姿を現した時、
思わず、おおっと声が出た。
とても綺麗な滝です。


苗名滝
今年は二度行く機会があった。
特に雪解時の圧倒的な水量は、
ものすごい迫力。


緋の滝
あまりにお手軽な滝なので、
あまりピックアップされない滝だが、
私、この手の色の滝、好きなんです。

前川渡の滝
岩盤からいきなり吹き出している湧水の滝。
周囲の滝は凍っているのに、苔さえ生えている。
ガレ場を登らなければならない為、
要注意。


(焼山川)大滝
水の変化がとにかくおもしろい。
危険な場所でなければ、
ぜひとも他県の方にも見てもらいたい滝だ。


胡桃大滝
もの凄く広い滝前で、
行き止まりの岩壁がそそり立つ間を割って
流れ落ちる滝は勇壮。


三十三丈滝

近づけなくても、そこにこういう滝があるのだと
証明できただけでも嬉しい。
2008年最大の収穫。



宿題の滝
2008年までに行きたいのに行けなかった滝等をピックアップ。
 新潟県内の滝
  ヌケマノ滝  地図に記載されている。近くまで行っているのだが、確実に泳ぎ並みの渡渉があるので行き着けないでいる。
  七滝       内の倉ダムの上流にある滝。だれか、情報ください〜。
  苗名滝上流の滝  たぶん、今年行きます。
  惣滝のそばの雪解け滝  スノーブリッジが怖すぎて。
  デトノアイソメから見られるだろう滝たち  行けるもんなら行って、見てみたいです。だれか、情報を〜。
  その他、まだ見知らぬ滝たち
 新潟県外の滝
  そりゃ、まだ行ったことのない百選でしょう。まだまだたくさんあります。

  


2008年滝めぐり総括

 2008年、終わってみてこの年を振り返ると、やや失速感のぬぐえない年となった。
まず、前半5月いっぱい年老いた飼い猫の介護のために宿泊できない身となった。猫は毎日皮下注射を打たなければならないため、時間とお金をたっぷり使ってくれた。
その猫が天に召され、ようやくどこでも行けるようになったと思ったら、ガソリンが高騰した。あれよあれよと値上がって、普通の通勤でさえ家計に響くようになってしまった。
すでに猫の治療費で家計はマイナス。このうえ高価なガソリンを使って滝めぐりどころではなくなった。
続いて、秋には週末になると天気が悪くなるというありがたくない天の采配があり、また、私の仕事が忙しくなって、休日も潰すことになってしまった。これではどこへも行けない。
ようやく冬近くなってガソリンの高騰もおさまり、ちょっと遠出で岐阜県に行くことができたくらいである。いやはや、本当に滝めぐりにもブレーキをかけられた年のようだった。
そんな中、体だけは健康なので、せっせと山登りに出かけたのだが、低山が中心で登山道から見られる滝はほとんど拾えなかった。
拾ったといえば、前々から気になっていた滝たちについての情報が入り、鈴ケ滝上流の滝や糸魚川の滝を見ることができた。
県内の滝については、滝仲間のYouさんにご一緒してもらって、2人だけで行くよりもかなり心強い滝めぐりをすることもできた。
    
  
左:鼻声の滝、右:つばくろ滝、ともにYouさんとご一緒した。
ブレーキをかけられた年だけあって、滝オフはほとんど参加せず。唯一、2月の氷瀑オフは滝仲間金さんのご案内が殆どだったが、一応我が家が発起人になったオフだった。
  
2008年参加した唯一のオフ。長野の大禅の前で。
2009年は、我が家のみならず、日本中がなんだか停滞しているような空気だが、滝はそんなことお構いなしに落ちている。できるだけお金かけずに手間かけて、滝をめぐって行きたいものである。



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