![]() 滑滝 えーと、ちょろっとしか見えません。 緑の濃い季節はアウトですぅ。 ![]() 磐梯山も雲の中に頭を隠しているし。 上の写真の中に滑滝も写っているのよ。 みつけられますか〜? ![]() とび滝 頑張ってアップにしてみた。 水音はかなり大きく聞こえたので、 緑の少ない季節なら、きっと 立派な滝の姿を見れたことだろう。 ![]() 幻の滝 想像以上に見事で美しい分岐瀑。 夏場は観光客が多く、 ちょっと勇気がないと滝つぼまで 行けないと思う。 ![]() 右岸の茶色い岩盤を含めた姿。 滝自体の岩盤もなんとなく茶色い。 いろんなミネラルが含まれた水なんだろう。 ![]() 落ち口。 ![]() 滝つぼは浅いみたいだった。 ![]() 大きさ比較。 右下に観光客の女性がいる。 思いのほか滝が小さく見えてしまった。 女性の位置から滝つぼまでは、 少し距離がある。 ![]() 下流から撮影。 この滝は緑が濃い季節でもオッケー。 |
2012/7/14 滑滝(20M) とび滝(20M) 幻の滝(18M) 福島県磐梯町 梅雨の合間の晴れる場所を狙って、この日は会津磐梯山に登ることにしていた。 幸い、東日本大震災の復興支援として、福島県内の有料道路が無料開放されている。磐梯山に登る一番短いルートである八方台コースの入り口は本来であれば有料であるゴールドラインの途中にあるのである。 さらに、有料道路だから見に行くのを先延ばしにしていたゴールドライン沿いの滝が3つもある。 これは、登山ついでに見ない手はないではないか。 おっと、わがサイトは滝のサイトだった。むしろ磐梯山に登ることのほうが滝訪問のついでなのであった。(磐梯山登山の様子はこちらから) ともあれ、登山も終えて、ゴールドラインを下って行く。 順番はめちゃくちゃになるが、とりあえず、標高の低い順にレポしよう。理由は後程。 滑滝(なめりたき) ゴールドラインを登って行くと、左手に駐車スペースがある。最初は湖を望むスペースで、その次が滑滝の駐車スペースだ。ちゃんと看板も出ているので、見落とさないと思う。さて、滑滝。1台も自動車が止まってないなか、駐車して柵を覗いても、緑が濃いだけてあとはなんにも見えない。 ちゃんと滑滝の看板が出ていて、写真も出ているので、それにしたがってよぉーく探すと、あった。濃い緑に埋もれそうなくらい、チロっとだけ見えていた。 いや、滝自体は大きいのだと思う。それ以上に緑の勢力が強すぎる。完全に埋もれている。 見上げると、磐梯山があるはずなんだが、その磐梯山は頭を雲の向こうに隠してしまっている。 ああ、絵にもならなきゃレポにもならない〜。 ![]() とび滝 滑滝の駐車スペースからさらに登り、やはり右側に駐車スペースが出てくる。とび滝の駐車スペースにも自動車は1台もない。 自動車から降りると、派手な水音がして、少し期待するが、一番川に近いだろう柵から覗き込んでもなんにもない。ホントになんにもない。緑だけ。 これもまた説明看板が設置されていて、写真つきになっているので、こっちなんじゃないか、という方向に移動。説明看板に向かって立って右がわ、登り方向である。 やっと木々の間からとび滝の頭っぽいのを確認できた。 ああ、全部こんな感じだとしたらストレス溜る〜っ。 ![]() 幻の滝 と、いうことで、幻の滝である。 この滝を最後に持ってきたのは、この滝だけまともにレポできる滝だからです(笑) 登山し終えて、まぼろしの滝の駐車スペースに着いたのは午後3時頃。 梅雨の合間の曇天なのだが、10台近くの自動車がとまっている。この幻の滝の駐車スペースだけ未舗装でいかにも仮といった感じなのに、一番自動車が多いじゃないか。 ![]() ![]() 自動車を止めて、ゴールドラインを登り方向にやや歩き、道路を渡ると遊歩道になる。駐車スペースの看板に徒歩200メートルとあったので、それほど大変な遊歩道ではないだろう。ちょっとジメっとして虫が多い感じの道を2分も歩かずに前方に滝が見えてきた。 ![]() ![]() ![]() わお。今までの遠望の滝に比べるととんでもなく近くに滝はあった。 滝の飛沫が風に乗って飛んでくるくらいに近い。 しかも、とってもきれいな分岐瀑で、見た目にも涼を味わえる。 たくさんの人が見に来るのは、涼みに来ているのね、と実感。 よくよく観察してみると、滝の右岸に茶色い岩盤があり、そこから水がわき出ている様子だった。間違いなく鉱泉だろう。滝自体の岩盤もなんとなく茶色っぽい。火山である磐梯山の滝だもの、温泉成分の濃い水が流れていても不思議はない。 ![]() ようやく滝を見たという実感を得て、ストレスも解消。 もしゴールドラインに来ることがあったら、砂利の駐車スペースだからたいしたことない、とは思わずに、ぜひとも幻の滝に立ち寄ってほしい。 徒歩3分足らずでとても気持ちのいい滝に出会える。 |
交通 滑滝、とび滝 最寄ICは、磐越自動車道磐梯河東IC。案内看板に沿って進んでゴールドラインに入る。我々の行った時は無料開放中だったが、本来は有料道路なので要注意。ゴールドラインに入って標高を上げて行き、右手に駐車スペースがある。どちらも看板があるので見落とさない。どちらの滝も遠望だ。なお、緑の濃い季節はほぼ見えない。木々の葉が落ちたころがおすすめ。 幻の滝 とぴ滝よりさらに標高を上げて、右手に小さい未舗装の駐車スペースがある。ここにも看板があるので、見落とさない。駐車スペースから徒歩3分ほどで幻の滝前に行くことができる。滝のほぼ直下まで行けるので、夏場は涼しい。 トイレは、幻の滝からさらに登った八方台駐車場にある。ちなみに、八方台駐車場には磐梯山に登る登山口もある。特別天然記念物雄国沼に行くコースの出発地点でもある。 ![]() |