2013年滝納め 世立八滝(の一部) 



大仙の滝
半分凍っている。
夏場の写真によれば
この下のほうの凍っている部分は岩盤なので
氷瀑が形成されつつあるワケではない。


滝見台から1段下って、
滝正面の河原に下りて撮影。
上方の斜めに滑り落ちる部分が見えないが、
これはこれで実に美しい。



名前のある場所の手すりには
絵馬がたくさん括り付けられていた。
何かとおもいきや、
どうも滝見ドライブインで売られているらしい。
何のご利益があるやら。



滝見台と滝の位置関係。
滝つぼの白い積雪の部分まで
下りて行くことができる。



大きさ比較。
右はじっこにダンナが立っています。
岩盤の模様がすごいのがわかる。



凍りかげん。


氷瀑になってもおかしくない標高なんだけどね。


段々の滝
だー小さく写っちまった〜。
実はかなり大きく見える滝だ。
とんでもない登りと恐怖の下りを経て
この姿を拝むと、
それだけの価値はある滝だと納得する。



滝見台と滝の位置関係。
滝は下段が写っている。
滝見台のダンナが立っている。



滝つぼ。
半分凍っているので、
深いんだか浅いんだか分からない。
水もさわさわと落ちて行く。



落ち口を見上げる。


遊歩道は段々の滝の右岸を
そのまま巻く。
ということで、横顔も見られる。



箱の滝
の、一部(笑)。
雑木の向こうでよく見えない。
夏場はどうなるんだろう。



久内の滝へ続く遊歩道。
金網越しの久内の滝の滝壺。
なぜ施錠してあるんだ〜。



久内の滝の滝壺
しくしく、がんばってもこのくらいしか
写真に収められませんでした。



殺人の滝
なんでもこの滝で亡くなった人がいるから
殺人の滝なんて物騒な名前がついたとか。
いや、滝が人を殺したワケではなかろう〜。



途中からぴゅーとジャンプする水流。
「ひょんぐり」をなんとか収めたが
これが精一杯。



手前の木を避けてひょんぐりを撮るのに
この恰好になるしかないです。



つららの暖簾が垂れていて、
なかなか綺麗だった。






仙の滝
岩を登ると近い位置からしか撮影できない。
上から下まで収めるのが
なかなか難しい滝だ。



特徴的なのがこの前にそびえる岩。
まさに屏風だ。
その屏風のてっぺん近くに
スズメバチの巣があるの、
わかりますか?


この滝はむしろ遠望のほうが大きく見える。


滝つぼ付近。
滝つぼはほぼ無い。



久内の滝方向の遊歩道から撮影。
屏風みたいな岩は、最後には滝の岩盤と
一緒になっている。



中段の水のはじける所。


屏風の中はどうなっているか
覗いてみたら、
小さいつららがたくさんあった。




金毘羅山山頂から見た世立集落。
高原なんだなぁ。
たぶんここから仙の滝の駐車スペースが
見えると思うんだけど。
2013/12/21 大仙の滝(20M) 段々(だった)の滝(30M)
         殺人(さつうぜん)の滝(40M) 仙の滝(17M)
                                 
群馬県中之条町
2013年も終わろうとしている。
ふと振り返ってみると、今年はイマイチ、滝については感動が無かった。
このまま2013年が終了してしまっていいのか。よくないんじゃないか。
そんなこんなで、12月の三連休、どこか滝納めにいい滝はないかと探していた。
しかし、冬である。北の滝や山間の滝は積雪で行けそうもない。もちろん県内の滝はほぼ行けない。雪は新潟県の滝好きには天敵なのだ。
そんな中、群馬県と長野県だけはいっそ凍りついてしまうので、実は冬季でも滝めぐりが楽しめる。よし、群馬か長野に行こう。
しかし、どこに?
いくら冬とはいえ、まだ氷瀑は形成されていないだろうし。
1度行ったことのある滝だと、滝納めにふさわしい感動はなかなか得られないだろうし。
さんざん悩んで、ここはどうだろう、と決めたのが世立八滝だった。
この滝は、少し前までは遊歩道がなく、いくつかの滝以外はザイルがないとなかなか見ることができない滝たちだった。
しかし、近年遊歩道ができあがり、素人でもちょっとだけ体力を使えば、危険なく滝めぐりができるようになった。
そうか、あの殺人の滝が見られるのか。
最近になって、寒いのがキライになったり、外反母趾で歩くのがイヤになったりしている私でも見てみたい気持ちがむらむらと湧きおこる。
よし、群馬に行こう。世立八滝を見よう。

と、いうことで、雨が降ってどんよりとしている新潟を会社出勤日と同じ時刻に出発し、関越トンネルをくぐって群馬に入ると晴れていた。いいなぁ。青空はなによりのごちそうだよなぁ。
月夜野インターを下りて、日本ロマンチック街道をひたすら草津方面へ進む。草津へ行く道と分かれて野反湖がわへと進んでややすると、世立集落だ。
途中の暮坂峠あたりは真っ白な雪で道路が覆われていて、新潟よりもずっと真冬っぽかった。
10時30分頃に目標としていた滝見ドライブインに到着。
遊歩道の入り口は野反湖に向かって進んで行くと右側にあるが、そこの案内に「向かいの無料駐車場をご利用ください。滝見ドライブイン」とでかでかと書かれているので、遠慮なくとめされてもらう。
ドライブインは冬季休業中だった。
うっすらとではあるが、積雪があるので、長靴をはいて出発。
ちなみに、我々は遊歩道があるということだけ知っていて、よく調べないで歩き出している。実はかなり大変なコースを歩いたのだということは、一応前もってお知らせしておきます。このレポの通りに歩くのは物好きで、自動車で移動したほうが時間的にも体力的にもかなり楽だろうと思います。

    
  滝見ドライブインと国道から見える看板。
  
  遊歩道入り口のイラストマップ。
さて、まずドライブインの向かいにある遊歩道の入り口に立ち、案内看板をじっくりとみる。急な坂、という文字がいくつかあるが、なに、遊歩道なんだからそんなに大したことはないだろうと頭の中でたかをくくっている。
遊歩道は、看板の向かって右側に進む大仙の滝と左側の階段を上って行く段々の滝方面に行く道とに分かれている。
まずは大仙の滝へ。
ゆるやかな坂道だが、それほどの登りもなくすぐに下り気味になって、3分もたたずに大きな滝が現れた。
おお、半分凍っているぞ。さすが群馬の標高800メートル。
くの字に折れ曲がった流れがストンと深そうな滝つぼに落ちて行くのだが、半分凍っているので、今一つ迫力がない。
先に滝見台に着いたダンナがするするとさらに下って行くのが見えた。
こらこら、遊歩道から外れて行くのか、と思ったら、滝見台からさらに階段が伸びていて、滝の正面の河原に立つことができるようになっていた。
そこまで行くと滝の大きさがわかる。
さらに、ちょうどうっすらと雪で覆われているせいで、くっきりと岩盤の模様が浮かび上がって、滝は水と大地の創造物だと実感させられる。

 遊歩道を歩いて行くと、

 ほどなく、滝になる。
最初に見た大仙の滝が素晴らしかったので、すっかり元気になった我々はかなり大きな判断ミスをしてしまった。
入り口の看板にもどり、よくよく図を確認したにもかかわらず、自動車にもどり、仙の滝の駐車場からほかの滝にアプローチすることをしなかった。
つまり、そのまんま左側の階段に歩き始めてしまったのである。
親切にも階段の登り始めに「段々の滝まで706段」と書かれていたというのに、である。滝を目の前にした滝好きに706段はそれほどの困難な数字ではないのだ。
いや、実際はかなりつらかったけれど。

  706段ある階段を登って行く。

  途中で見えた氷柱。

  氷柱の見た目はこんなもん。
途中、木々の向こう側に巨大な氷柱を発見して、おー、すごいすごい、などと感激したりしたが、やっぱり706段は辛い。
登っても登っても階段だ。しかも、途中から本当に垂直なんじゃないかというくらいの角度になった。
ひいひい言いながら登って行くと、やがてピークらしい場所に出た。
なになに「天狗の足跡が見えます」?ああ、あの岩の窪みが天狗の足跡?えーと、左足というからには、踵が上で指が下ってことになるのかな。おやおや、魚の目があるぞ、天狗さん。よく見れば、巨大な足跡に巨大なスズメバチの巣があった。ありゃ、痛いや。
振り返ると、青空にたぶん浅間山であろう綺麗な山が見えた。我々の駐車したドライブインははるか下だ。かなり標高を稼いだと思う。
    
  登るにつれ傾斜を増す階段。
    
  天狗の足跡とウオノメことスズメバチの巣。
  たぶん浅間山だと思うんだけどなぁ。
少し下ると、今度は「段々の滝が見えます」の文字が。
最初、二条の直瀑かと思ったら、見える滝のさらに下に同じくらいの滝があった。かなり大きな滝だ。すごいなぁ、としばし足をとめて見ていたが、いや、待て、あの滝の前まで遊歩道は続いているはずである。
とすると、遠くに見えるあの滝まで急降下で下って行くってことか。
当たり。
そこから階段は冗談みたいな角度で下に下っていた。
はっきり言って登りよりも角度が急だ。しかも、長い。怖いったらありゃしない。足元は雪だし。
ただ、てすりがしっかりとついているので、それにしがみついて行けば安全に下ることができる。よく作ってくれました、遊歩道。帰りのことは考えないことにしよう。

 登りのあとは急降下。

 段々の滝遠望。これはたぶん、上段のみ。
なんとか階段を下りきって、川と同じレベルに到着した。
川に近づくと、大きな岩と岩の間から滝の姿が見える。段々の滝だ。
その滝に行くには岩を超えなくてはならないが、きゃー、アルミ製のはしごとしか表現のしようのない階段が設置されている。これ、登るんだ。
雪でつるつるしそうなアルミの階段を、これまたてすりにしがみついて、むしろ腕力で登って行く。
そこからちょっと下ると、見事な二段の段瀑、段々の滝(まんまのネーミングだわねぇ)の前の滝見台に出た。
やや凍り加減の滝は、見る角度によっては、プチ袋田の滝に見えなくもない。滝見台が滝のほぼ正面にあるので、迫力はすごいものがある。
  
  岩と岩の間に段々の滝が見える。
    
  滝前に行くには、アルミの階段を登る。。
  見上げると天狗の足跡の直下だと分かった。
しばらく写真撮影したが、滝もすごかったが、ここまでの登りと下りの道のりもすごかった。この先の滝たちをどうするか、協議に入る。
つまり、戻って、仙の滝の駐車場まで自動車で行って、そこからアプローチするか、このまま遊歩道を進むか。
この先の道のりがどういう感じなのか、さっぱり分からなかったが、せっかくここまでがんばって、収穫が段々の滝だけではもったいない気がした。いっそ先まで歩ききってしまおうではないか。
まあ、判断ミスは最初の段階から決定していたので、ここでの協議はすでに無意味なんだが。
段々の滝の右岸をそのまんま巻く感じで遊歩道は続いている。アルミの梯子的階段を登って行くと、段々の滝の上流が見えた。
てすりに「箱の滝が見えます」と書いてある。あれが箱の滝なのか。って、雑木に隠れてほとんど見えないじゃないの。しかも、書いてある文字の脇の箱の滝の綺麗な写真は、絶対にこの位置からのものじゃないし。
木々の葉っぱのない時期でこの程度しか見えないとしたら、葉っぱのある頃はほとんど見えないんじゃなかろうか。
ああ、遊歩道、こんな場所では不親切。
もう少し進むと、「久内の滝が見えます」の文字があるT字にあたった。右に曲がると久内の滝が見えるらしい。
と、その先には、なんとフェンスが。
ガッチリと鍵がかけられたドア状のフェンスがあって、下る感じで久内の滝の滝壺に向かっている遊歩道に入ることができなくなっていた。
何も鍵がかけられている理由が書かれていないので、どういうことなのかさっぱりわからない。
フェンスを乗り越えることもできないではなのだが、なにせ積雪である。乗り越えられる側は川のほうで、足を滑らせたらそのまま冷たい川の中に落ちることになる。
ダンナは行こうとしたが、私がやめさせた。冗談じゃない。危険なく見られるから遊歩道なのである。施錠してあるからには、行ってはいけないのだ。
仕方がのないので、久内の滝の滝壺だけ撮影して、先に進むことにした。
    
  ちょっと登るがあとはなだらかに横移動。
  これが施錠されていた扉。
この先は、さっきりT字で左に曲がり、ゆるやかな道を登って、殺人の滝に向かう。
途中、仙の滝に向かう遊歩道との分岐を通り過ぎ、右に曲がると殺人の滝という案内に出た。
右側は「この先急な登りです」と書かれた階段である。
確かに息が切れる登りではあったが、段々の滝に向かう登りほど辛いものではなく、15分弱で金毘羅山と書かれたピークらしい場所に出た。
その先少し進むと「殺人の滝が見えます」のプレートがあり、雑木の向こうのはるか下の川に滝が落ちているのが見てとれた。
わー、だいぶ下だよ。
この位置からでは本当に木々に阻まれて、探そうと思わないと滝の存在が分からない。夏場では見えないんじゃないかと思うくらいだが、プレートがつけられているんだから、かろうじて見えるのかもしれない。
  

    

     

その先は急な下りと書かれた殺人の滝に向かうだけの階段になる。
この階段に下らずに直進すると250メートルで林道の駐車場になるそうで見た感じでは登りも下りもあまりなさそうだった。そこまで自動車で行って殺人の滝だけ見て戻ったほうがずっと時間の短縮になるはずだ。
殺人の滝への下り階段は、これまた、段々の滝への下りに比べればかわいいもんの下りだが、土砂が崩れて流れ込んでいるのが積雪でわかりづらくなっていて、ちょっと下るのが大変だった。
遊歩道はみごとなまでにきっちりと作られた滝見台まで続いている。
よく作ったよな〜、と感心させられる滝見台は滝のやや右岸よりの岩盤にとりつけられているのだが、それを作る作業は感心させれるし感謝もするのだけど、なぜもうちょっと下にしなかったかな〜とかなり残念な滝見台である。
ここまでやったんだから殺人の滝をもっと見事に見ることができる場所を選べなかったもんかな〜っ。
もう5メートル下だったら、かなり景観も違っただろうのに。
この位置だと、滝全体が見えない。
さらに、致命的なのが、殺人の滝のもっとも魅力的な部分であるひょんぐりの水流が木に邪魔されてよく見えないのである。
せめて、あの木、切ってくれ〜っ。
限りある滝見台の右から左から下に寝転がってまでがんばっていい角度を探したのだが、本当にいい表情の殺人の滝を撮影することができなかった。
ザイルをもって滝下まで行った人にのみ、殺人の滝は本当の姿を見せるんだろう。なんとか滝見台から下るルートはないものかとも思ったが、雪でよくわからない上に、けっこう急な場所だったので断念した。
ああ、残念。
    
  殺人の滝への下りは急といってもこの程度である。。
  
  滝と滝見台の絶妙なに残念な位置関係。1本本当に邪魔な木がある。
そこからは、戻ることにした。
あとは、仙の滝だけで、仙の滝は駐車スペースからすぐにみられるのだ。
ちなみに「久内の滝」と「殺人の滝」の間に「泡立の滝」と「井戸の滝」があるが、この2つの滝は遊歩道から見ることはできない。手軽には八滝を制覇できないということだ。
帰り道はほぼ下りなので、大変なことはない。
途中、せっかくここまで登ったのだから、と、ほんのちょっとの寄り道ですむ金毘羅山の山頂に立ってみた。
標高998メートル。
展望台みたいなのがあって、そこに立てば1000メートルになりそうだったが、立ち入り禁止になっていた。
    
  金毘羅山へちょっとだけ登る。998メートルの山頂表示。
  石の祠があった。

  段々の滝前からとんでもない登りを見上げる。
予想どおり、段々の滝への怖い下りはそのまんま辛い登りになり、貧血を起こしそうなくらいヘロヘロになったが、そこは滝好き、標高の高い場所からもう一度段々の滝を見下ろして、その上にも滝が見えるのを発見した。
冬じゃないと見えないかもしれない上流の滝だが、あれは、たぶん、箱の滝なんだろうなぁ。

駐車場に戻り、自動車を野反湖方面に少しだけ走らせると、カーブミラーがあり、そこに「滝眺めの里コース」という矢印が細い道へと右折するように案内してある。見落としそうだったが、なんとか見つけられて、細い道へ。
擦れ違いが困難な場所もあるような細い道だが、しっかりと除雪もされてあって、世立集落内に行く生活道だとわかる。
やや登って行くと、家並みの下の広場、みたいな感じの駐車スペースが右手にあった。ちょっとだけ除雪してあって、自動車を入れることができた。
駐車スペースには木で作られたテーブルとイスもあった。お昼をかなり過ぎていたので、こんもりと積雪していたが雪をどけて、そこで昼食にした。
普通の民家から見下ろされているような位置だし、クリスマスのお休みだし、何やってんだかなぁ、私たちは。でも、お日様出ていて、なんとなく気分はあったかい。などとおにぎりを頬張っていたら、いきなりどっと雪が降ってきた。きゃ〜。
バタバタと片づけて、バタバタと仙の滝を見に出発する。
    
  駐車スペースでランチタイムのあと滝にむかって歩き出す。
仙の滝は、他の七つの滝とは別の沢から落ちる滝だ。大仙の滝に比べると小さいから大の字が取れたんだろう、だからたいしたことない滝だろう、なんて思っていた。
が、遊歩道を歩いて行くと、前方の巨大な岩の向こう側に大きな滝が落ちていた。
谷間ではなく、比較的開けた場所から見通せる滝だけに大きく見えるのかもしれない。
金網のある川を渡って、雑木林をぬけるとすぐに滝を見通せることができるのだが、その滝の手前に川がある。そいつを木の橋で渡る必要があるのだが、おい、こら、壊れているじゃないか。
たたでさえ積雪していてものすごく怖いのに、大事な三枚の板の真ん中が抜けてしまっている。川はほとんど水がないので、橋を使わないほうがずっと安全に見えるのだが、川から対岸に復帰する足場がなさそうに見えた。
仕方がないので、ダンナが先に進んで、私はその足跡のままへっぴり腰で橋を渡る。
橋を渡ったら渡ったで、滝の真ん前に巨大な岩があり、そこに例のアルミの梯子的階段が取り付けられていた。
これが無い時はどうやって滝前に行ったのかしらねぇ、と思いながらほぼ手すりにぶら下がるようにして階段を登り、岩の上に立った。
おお、仙の滝がすぐ前に見える。
  遠望のほうが大きく見える仙の滝。

    
  問題の橋。真ん中がぬけているのよぉ。
    
  滝前に登る梯子。こいつのおかげで私でも滝前に出られる。
  
  滝前にはベンチなどがある。
だが、ついたてみたいな岩が右岸がわにデンと立っていて、絶対に全貌は見せてあげませんからね〜、といった印象を受ける。
しかも、そのついたての上にまた巨大なスズメバチの巣がくっついているし。
でもやっぱりこの滝はこのついたての岩が魅力的にさせているんだよな〜とあちこちを移動しながら堪能した。
ちなみに、滝の直下の左岸側から遊歩道が伸びていて、これが久内の滝のほうに続いているらしい。たぶん標高的にもここから久内の滝、箱の滝とみて回って、下って段々の滝を見てここに戻るほうが、大仙の滝からとんでもないアップダウンを経て段々の滝に行くよりもかなり楽なはずである。
そんなこんなでなんとか見られる範囲の世立八滝を見て回ることができた。
気がつくと、あんなにどさどさ降っていた雪も降りやんで青空さえ見えていた。
雪の新潟を退かれての滝納めだったはずか、結局雪の中を登山並みの運動をしてしまったが、なんだか楽しかったなぁ。
滝もすばらしいものばかりだったし。
これで思い残すことなく、2013年の滝めぐりを納めることができる。
でも、もうちょっと緑が萌えている頃にもう一度来ないと、滝の本当の表情が見られないかな〜。
ある意味、宿題をもらったような滝納めとなった。
交通
  世立八滝  われわれは新潟からなので、関越自動車道月夜野ICを下りて、県道36号を南下、国道145号日本ロマンチック街道に出て、ひたすら西に向かった。
あとは国道353号、県道55号と乗る道は違うのだが、草津温泉をとりあえず目指せばよいので、目印には全く困らない。
旧六合村に入り、国道292号に乗り、少しすると国道292号と分かれて国道405号になる。ここの目印は野反湖だ。
このあたりから今度は野反湖方面に進むように心がける。
あとは注意して右側に右欄写真のような「滝見ドライブイン」があるのを見落とさないようにすればよい。
われわれはここから大仙の滝、天狗の足跡、段々の滝、箱の滝、久内の滝、殺人の滝まで行って戻った。積雪と写真撮影の時間がかかったので、往復で2時間強かかっている。
本文中でも書いたが、ここでは大仙の滝だけ見て、自動車でさらに野反湖方面に少し進んで、右側のカーブミラーにある「滝眺めの里コース」という小さな矢印を見落とさないようにして細い道に入ると世立集落になる。道は細く、すれ違いも困難ではあるが、しっかり除雪はされている。
  
  これは細い道から国道に出る時に撮影したカーブミラー。
世立集落から見下ろされているような場所に仙の滝の駐車スペースがある。ここに駐車して、怖い木の橋とアルミの階段を経て5分程度で仙の滝である。
本文にも書いたが、ここから久内の滝方向に遊歩道が伸びていて、段々の滝下に行くにしても、こっちからのほうが体力を使わないで済むんじゃないかと思う。実際に歩いていないのでなんとも言えないが、それくらい滝見ドライブインから段々の滝までの道のりはとんでもなく登り、とんでもなく下る。
ちなみに、仙の滝の駐車スペースにはこの道をさらに進むと殺人の滝の駐車スペースになると書いてあった。自動車で行けるとしたら、そこまで行ってしまって、殺人の滝を単独で見たほうがたぶん楽だと思う。これまた実際には歩いていないが、とにかく滝見ドライブインから段々の滝までのアップダウンはよほど物好きでない限り回避したほうが得策だ。

ちなみに八滝すべての写真は中之条町観光協会の世立八滝のページにあります。


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