龍頭の滝 ちょっとだけ紅葉の盛りは過ぎたかな。 でも、見事に赤いもみじに彩られた姿だ。 これ撮影するのに、茶屋の中で 順番待ちしましたよ。 右岸の滝。 左岸の滝。 帰り道に振り返って撮影。 遊歩道を少し登って撮影。 ところどころに真っ赤なもみじ。 そして、白い水流。 湯滝 写真の腕がなくてすみません。 本当にきれいだった、湯滝。 紅葉も一番だったかも。 湯ノ湖から水が滑り落ちる。 そのキラキラした落ち口の向こう側に カラマツの黄金色の紅葉が見えた。 そして、けっこうな勢いで水は滑り落ちる。 遊歩道から見える水流と紅葉。 こちらも。 上部。 ちょうど赤いもみじが重なって、 秋そのものの風景だ。 ちょっと木が雑然としてしまって、 全景がうまく撮影できませんでした。 |
2022/10/23 龍頭の滝(全長210M) 湯滝(落差50M) 紅葉を求めてドライブするのが大好きな私の旧友。 実は昨年も彼女オススメの奥日光の紅葉を見にドライブしたのだが、ほぼ毎年この地の紅葉を見ている彼女にしてみれば、とてつもなく悪い状態の紅葉だったらしい。 そこで、どうしてもベストシーズンの日光の紅葉を見せたいのだと、今年また行くことになった。 新潟から金精峠を超えて奥日光に行く。 ということは、関東の人たちのように大渋滞のいろは坂を登らなくても奥日光に行けるわけなので、新潟から行く我々はかなり有利になる。 と、思っていたし、昨年までは本当にそうだった。 しかし、今年。 3年目の新型コロナウィルスの猛威もややなえて、全国旅行支援が始まった。 人々は旅行をしたいという欲求のままにあちこちに出かけはじめている。 ええ、そうなんですよ、奥日光。思っていたより大混雑していましたとさ。 朝5時半に地元のインターに集合して、金精峠を通り越し、午前9時過ぎには奥日光に到着した我々。 まず湯滝の駐車場に入れようと思ったら、国道にあふれる感じで自動車が並んでいる。 ちょっと混雑しているので後回しにしよう、と龍頭の滝の駐車場に向かったら、こちらも満車。 ではクリンソウを見に今年の7月に日光に来た際にみつけたお蕎麦屋さんに入ろうと思ったら、まだ開店前。 しかも、近くの県営駐車場が駐車する場所なのに、そこは満車。 おや、この時間でこんなに自動車がいるのか?と思ったが、仕方がないからお蕎麦はお昼近くにして、まず中禅寺湖を見下ろす中禅寺湖展望台に行くことに。 さすがにここは広い駐車場があるので、駐車できた。 紅葉が素晴らしい八丁出島も見下ろせる場所なのだが、今年はまだちょっと早い感じだった。 男体山と中禅寺湖を望む。まだ紅葉には少し早かったかな。 いや〜な予感を抱えつつ、展望台をあとにまた中禅寺湖畔のお店の多い場所まで行って、今度こそご飯をと思ったら、ホントーにどこもかしこも満車。 自動車の入る隙間がどこにもない。 えーい、仕方がない、このまま金精峠に向かって戻りつつ、龍頭の滝やら湯滝やらを見よう。 でも、内心、さらに時間が経過しているので、どっちの滝も無理なんじゃないかな〜、紅葉は車窓よりってことになるんじゃないかな〜と思っていた。 ところが、華厳の滝がわから龍頭の滝に向かう方向から走って行くと、道の左側に龍頭の滝の臨時駐車場、という文字を発見することができた。 反対側から行くと全く見えない場所なのだ。 臨時なら入れるかもしれない、と案内にしたがってそちらへ。 おお、広大な駐車場があるではないですか。 しかも、きれいに紅葉したブナ林の先にあるもんだから、駐車場に行く道だけでも秋を満喫できる。 毎年奥日光に来ている彼女もここの存在は知らなかったという。 そりゃそうである。人で溢れる前に来て、一番近い駐車場に入れることができていた頃なのだ。 恐るべし、全国旅行支援。 臨時駐車場。100台以上とめられそうだ。 駐車場に至るまでのブナ林。 ここだけでも十分に紅葉満喫。 きれいなモミジもあった。 広い駐車場から歩いて10分かからないくらいの龍頭の滝。 滝前に行くまでに順番待ち。 滝の写真を撮影するのも順番待ちの状況。 なんか、みっちり観光地に来た気分だ。いや、ちゃんと観光地なんだわよ。 それから龍頭の滝を上流に向かって散策した。 臨時駐車場がわからの龍頭の滝の入り口。 頭上には赤いはっぱ。 自動車に戻って、今度は湯滝を目指す。 ああ、やっぱり湯滝に近い駐車場は国道にあふれるくらい自動車が並んでいる。無理だねぇ。 と、言いつつ、そこを通り過ぎ、湯ノ湖近くになって、友人がここっ、と言って無理やり自動車を止めた。 ちゃんとした駐車スペースのほかに、何台も自動車が路肩駐車している。 滝好きとしてはお恥ずかしいのだが、私は湯滝へは下のヤマザキYショップのほうから行くしかないと思っていた。が、この湯ノ湖の駐車スペースから急斜面の遊歩道で下って湯滝前に行くことができるのだ、と友人は知っていた。 すごいぞ。 自動車を下りると、鼻をつくような温泉の匂いがした。 さすが湯ノ湖。この上流は、日光湯元温泉なのである。 湯ノ湖。温泉臭がすごいのよ。 延々と続く坂道の遊歩道。 遊歩道は本当にキツいつづら折りの坂道で、湯ノ湖から湯滝の落差を丸々下ることになる。 でも、木々が見事に紅葉していて、その紅葉の中を隣に流れる湯滝の音を聞きつつ下るので、なんだか楽しい。 さて、湯滝前もかなりの人がいたが、なにせ駐車スペースが限られている滝なので、大混雑というほどではない。 紅葉で縁取られた滝を撮影して、それから、おなかすいたね、ということになった。 そうなのだ。 お蕎麦屋さんもほかのお店ものきなみ満員。何かを食べる場所がなかったのである。 ちょうど、滝前の茶屋の席が空いていた。 肉入りちまきとお味噌汁のセットをいただく。いや〜、一息つけましたよ。 お値段忘れました、肉ちまきと汁物のセット。おいしかったです。 だが、今度は駐車した湯ノ湖湖畔までガッツリ登らなければならない。 心臓飛び出るかと思うくらいキツかった。 そこからはもう、混雑している奥日光に別れを告げて帰路に着くことに。 金精峠はもはや落葉。シマシマになっている。 途中の丸沼高原でお茶をして、大渋滞の沼田インターから高速に乗って、家に戻ったのが午後5時過ぎ。 混雑に翻弄された一日だったが、秋の滝を2つも見られて、本当によい一日だった。 そこまで行って華厳の滝様にご挨拶しないのは、特に滝に興味のない友人が大混雑を恐れたためです。 いや、正解だったと思いますよ。 |
交通 奥日光 というか、中禅寺湖畔。我々は新潟から行ったので、関越自動車道沼田IC下車。尾瀬の案内に従って、国道120号を進む。道の駅かたしなを過ぎると左折する道が尾瀬への道だが、日光へは直進。 丸沼高原スキー場、丸沼、菅沼、金精峠を通り越し、坂を下って中禅寺湖へと行く。 金精峠がわからだと、湯ノ湖、湯滝、戦場ヶ原、龍頭の滝、中禅寺湖畔、となる。 季節によっては大人気の観光地なので、時間には余裕をもって行ったほうがよい。 |