んがお工房の桜めぐり


2024年桜追いおまけ
新潟県の桜

2024年は寒の戻りがあり、開花が早いと見られた桜も足踏み、さりとて、例年より暖かいので、遅いはずの桜が早く咲いたりと、桜追いには開花が読めない状況だった。
県内の桜は4月14日あたりがよい感じだったが、あいにく新潟県内にはほぼ一本桜も古木もない。
遠征して追う1本桜や古木のカテゴリーではないが、ここでは、オマケとして、主に県内の桜をレポ゚したい。
  



伴蔵一本桜
大きく見えるが、手前の手すりは腰の高さ。
私の影が白線上にあるので、
桜の小ささが分かると思う。
でも、花のボリュウムは満点。



新井田バス停
そばの桜

ダンナが14日の夕方に撮影。
夕日に色が映えている。



幹は土手下なので、
道路からは花の真ん中に立っている感じになる。



道路から撮影。


花の真ん中。



吉清水そばの桜
たぶん若い木だと思う。
ポツンと立っているのがいい。



加茂川の桜並木
長い桜並木が続いている。
雪山背景はごちそうだ。

4月13日、14日
私が徒歩で行く範囲には数本のきれいな桜がある。
昨年紹介させてもらったが、今年も見てきましたよ。
まず、だれがどういういきさつでこういう名前がついたのか、さっぱり分からない伴蔵一本桜。
あふれんばかりの満開だった。
続いて、新井田橋バス停近くの桜。
こちらも満開で、みっしりと咲いている。
私だけではなくて、若い女性もカメラに納めていた。
ちょっと見、本当に見事な桜だものね。

  
  
写真を撮る若い女の子たち。

今年は満開の桜と近くの桃の畑の花が同時で、この週末は近所がピンクに染まった。

  
 
 桃畑。

  
 
 こっちも満開。

  
 
 桃は、こんな花です。


続いて、翌14日日曜日。
ダンナとホトケチ桜、小山田桜樹林に向かった時の拾い物。
残雪の美しい粟が岳を背景にした加茂川の桜並木。
加茂川にこんなに長い桜並木があるとは知らなかった。

  
  
粟が岳がとても綺麗だ。

さらに、大きな桜ではないが、吉清水の近くの畑にある桜。
かなり若い木だが、背景の緑とクリスマスツリーみたいな見事な三角錐の姿が美しい。




ホトケチ桜
樹齢不明のエドヒガンザクラ。
足元に立てられている看板には
千年桜と書かれていたが、
さすがに樹齢千年ではないだろう。
しかし、確実に100年以上の古木である。
ホトケチというのは、仏路峠のホトケチ。
仏路峠は、菩提寺山に登る
登山道のなかほどにある。


花はこんな感じ。


みっしりと咲いているのだが、
全体としては花はまばらに見えた。


見上げる。
空を隠すほどの花の密度ではない。


林道の下のほうから
ホトケチ桜を見るとこんなふうに見える。
意外と目立たないんだなぁ。

4月14日
昨年、登山中にみつけたホトケチ桜。
ぜひとも咲いている姿を見てみたい、と、この週末は他の桜を蹴ってホトケチ桜を中心に計画をたてた。
菩提寺山の中腹にあるホトケチ桜。
いつもの白玉の滝から歩くにはちょっと距離がある気がする。
もっと近い道はないかなぁ。
と、いうことで五泉市橋田あたりから登るコースを選択。
登山目的ではないので、ホトケチ桜を見て戻るつもりだ。
目論見通りホトケチ桜は満開状態。
意外にも花のつきがあまりよくなく、大きな木の割にはふっくら咲いている印象はなかった。
何組かの登山者がやって来て、しばらく桜を見上げるが、また登山を再開する。
さすがに桜だけが目当ての者は我々だけだった。
この山の林業関係者の手作りらしい看板が桜の足元に立っていて、近くの畑や小屋の周りには山野草が植えられている。
花だけが目当てなら、なにも登頂しなくてもいいんじゃないか、とも思う。
花好きは一度ここまで歩いて来てみてはいかがだろうか。
五泉市橋田の登山口からゆっくり歩いて25分でホトケチ桜に着く。



  
  この看板が無ければホトケチ桜の存在に気がつかないでいた。

  
  もうシラネアオイが咲いていましたよ。

  
  ヒメリュウキンカだそうです。フッキソウもありましたよ。





小山田彼岸桜樹林
国指定天然記念物。
250本以上のエドヒガンザクラが咲いているという。
斜面の遊歩道沿いに巨樹が並んでいるが、
寛永年間(1850年頃)に旧川東村の
斎藤源右衛門が植樹したもので、
当時は千本以上あったという。


登りつめると、開けた場所になり、
あずまやなどもある。
お花見にもってこいだが、
ここまでの斜面がなかなかキツいので、
満開のこの日でも、
お花見している人はいなかった。


これは遠くから見た
蟹沢山あたり。
菅名岳の裾野はだいたいこんな感じで、
春は桜のピンクに染まる。


4月14日
県内の桜が満開の日曜日、ホトケチ桜をどうしても見たいために、それに縛られた予定を組まざるを得なかった。
そこからよい桜を見に行くとしたら、どこに行けるだろう、と考えて、同じ五泉市の小山田桜樹林に行ってみることにした。
菅名岳の西側の蟹沢山に自生するアズマヒガンサクラで、とにかく巨樹が多い。
しかも、五泉市のホームページによれば、250本もある。
以前行ったことがあるのだが、この時には途中までしか歩いていなかった。
「自然と人のふれあいパーク」という遊歩道が整備され、ぐるっと回ると1.8キロ約1時間の散策ができる。
ホトケチ桜まで半分登山したので、それほど歩くつもりはなかったが、以前来た時には一周していない遊歩道をついつい一周してしまった。
地元の森林組合の人たちが山野草を植えている場所などがあり、シラネアオイを見ることができたり、桜にやって来る野鳥を見ることができたりする。

  
  マヒワ、という小鳥だそうです。


  
  こちらはメジロ。花をついばんでは落としていた。



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