2009年桜めぐりの滝
吹割の滝、強清水の滝 



吹割の滝
今回は珍しい俯瞰の吹割の滝。
これは、第二観瀑台から見た図。


こちらは第一観瀑台から見た図。
なんか、吹割の滝って、
日本列島みたいな格好してるのね。



第三観瀑台から見た図。
かなり望遠にしてみた。
むしろ、下にいる人より怖く感じるかも。



第一観瀑台から見た全体図。
なんで川がこんなふうに割れちゃったか
かなり不思議な気分になる。





強清水の滝
湧き水を集めた流れが
発知川に向かって落ちて行く。
ただし、県道が前を横切ってしまっているが。



新緑に白い水の流れが美しい。


大きさ比較。
滝の前にはこんなふうに柵があります。



で、県道下は土管で通されている。
ああ、無粋。



キケマンの花が滝を見ていた。
2009/4/19 吹割の滝(7M)強清水の滝(10M) 群馬県沼田市

沼田市の1本桜である「発知の彼岸桜」「上発知の枝垂桜」が満開とのことで、桜を見るために沼田市を訪れた。(桜のレポはこちら
沼田に行ったなら、百選の滝である吹割の滝に行かないわけにはいかない。
と、いうことで、吹割の滝に向かったのだが、いつもであれば、たくさんのお土産屋の一つに駐車して、滝へと下って行く普通のルートで滝を訪問する。しかし、今回はどういうワケか手前の交差点のすぐ脇に公営駐車場があるのをみつけてしまった。
ここなら無料だし、お土産屋で何かを買わなくちゃな〜という煩わしさもない。
そこから鱒飛の滝の下流に出て、そのまま滝脇の遊歩道に出られると思っていた。
ところが、実際はそうではなかった。
駐車場から道路を渡ると、遊歩道という案内がある。ちょっとだけ下って、そこから先はぐんぐん登る階段になってしまった。
おや、これは、絶対に滝に近づきそうもない。
  
吹割渓谷遊歩道入り口。右に見える橋を渡ると、吹割の滝前のお土産屋さんの並びになる。

  
遊歩道はほとんど階段。
これはもしかしたら、お土産屋さんの対岸に見えていた高い位置にある遊歩道ではないか?
当たってた。
少し歩くと案内版が立っていた。
いわく、第一から第三観瀑台があり、その先かなりの距離を歩いて橋を2つ渡って、ようやく吹割の滝のかなり上流で滝脇の遊歩道と合流するらしい。
うーむ、今更お土産屋まで行くつもりにもならないし。
今回はいつもと別角度の吹割の滝を見よう。とりあえず、一番向こうにある第一観瀑台まで行ってみよう、ということになった。
桜を見るだけのつもりなので、実に簡単なかっこうをしてしまっている。足回りも普通のスニーカーだ。だが、階段の長いこと。
入り口から5分強で天狗山の登山道との分岐に出た。ここから1分で第三観瀑台だ。
実ははるか下に吹割の滝の滝音は聞こえているのだが、見えない。
第三観瀑台の真下は鱒飛の滝のはずなのだが、これまた全く見えない。
  

  
はるか遠くに吹割の滝が見えるのだが、ここでは全体が見えない。
なんとか鱒飛が見えないものかと第二観瀑台に進む。3分で到着。
  
だんだんと吹割の滝が近づいてきた感じだ。続いて2分で第一観瀑台。ここからだとようやく吹割の滝の全体が見えるといった感じだった。
  
最初の予定通りにここから引き返す。
意外にもこちらのハードな遊歩道のほうにもけっこう観光客が来ていた。

さて、桜も見終えて、発知地区にある滝を見ることにした。
県道沿いにあるとてもお手軽な滝だという。県道266号を玉原高原方面に進んで行くと、とても目立つ看板があり、強清水の滝はすぐに見つかった。
滝、というよりは、渓流と言ったほうがいいんじゃないかと思うくらいの流れである。だが、何段にもなってサラサラと落ちてくる様は、とても綺麗だ。
沼田市のHPによると、病気の母親を助けたい息子が迦葉山に祈願したら、七日目にお告げがあり、ここの清水を与えよというので母親に与えたら病気が治った、という言い伝えがあるそうな。
湧き水が集まった清水ということで、このすぐ坂下の方では同じような流れだったのをワサビ田にしたらしいものがあった。
ちょうどワサビの花の咲く季節で、白い可憐な花が水にゆれていた。
  

  
ワサビ田は強清水の滝より手前にある。
交通
  吹割滝  最寄インターは、関越自動車道沼田IC。国道120号線を日光方面に向かってずんずん進み、老神温泉の入り口などを通り越して、お土産屋がたくさん並ぶあたりが滝に一番近い遊歩道に入る場所。
ちなみに、われわれが今回歩いた、滝を俯瞰で見られる遊歩道は、そのお土産屋さんが出でくる直前の信号のそばに遊歩道の入り口がある。時間と体力がある方は、行ってみるのもよいです。

  強清水の滝  最寄インターは関越自動車道沼田IC。ちょっとややこしいが、沼田インターを下りたらすぐに高速道路と平行して月夜野方面に進む道に入ると玉原高原方向に進む県道266号に出ることができる。とにかく玉原高原をめざせばよい。
かなり長い距離県道266号を走り、玉原高原の手前の右側道の脇に強清水の滝はある。駐車スペースはないので、広くなった路肩に路駐。



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