阿弥陀ケ滝 相変わらず、見事なまでの直瀑。 大きさ比較。 でも、滝のちょっと手前なので、 滝が小さく見えてしまう。 名前の看板とともに。 この季節の花とともに。 落ち口。 滝つぼ。 裏側にも行けたはずなのだが。 滝の裏側はこんな感じで 空間ができている。 ぐるっと左岸から右岸にかけて 空間は続いている。 しかし、左岸側も 右岸がわも、鎖で仕切られて、 入ってはいけないことになっていた。 何か崩落事故でもあったのかもしれない。 帰り道は来た道とはちがう 右岸がわの道を進む。 こっちの道は細くてちょっとだけ険しい。 でも、川のよい流れを見ることができる。 上の流れの一番下。 これなんか滝と言ってもいいだろう。 綺麗な流れである。 |
2023/10/8 阿弥陀ケ滝(60M) 岐阜県郡上市 10月の三連休に、若いころに遊んでいた仲間が集まる同窓会があった。 全国に散らばっている仲間たちなので、集まるのに都合がいいのは中部圏であろう。 ということで、幹事さんが長良川温泉に会場を決めてくれた。 岐阜県岐阜市まで行くついでに立ち寄れる滝はないか。 あるじゃないの、阿弥陀ケ滝。 この滝には2011年のやはり同じ仲間との温泉旅行の際に立ち寄ったきりである。 ずいぶんと長いこと訪問していない。 駐車スペースから滝までの距離もそんなにないので、新潟まで帰る途中に立ち寄るには最適な滝だ。 そんなこんなで、岐阜市から阿弥陀ケ滝に向かった。 こんな道通ったっけ、という道を通って阿弥陀ケ滝の入り口に到着。 こんな場所だったっけ、と赤い橋のそばの有料の駐車場に入れて歩きだす。 舗装道路を歩いて行くのだが、秋の花が咲いていて、けっこう綺麗だった。 ノコンギクとたぶんナンブアザミの仲間。 こいつはたくさん咲いていたのだが、ヤマハッカの仲間かなぁ。 右はシラネニンジンかもなぁ。 さて、すっかり忘れているのだが、実はこの舗装道路の突き当りまで自動車で行くことができて、そこにはたぶん無料の駐車場がある。 我々はすっかり忘れてしまっていたばっかりに有料のしかも遠い駐車場にとめてしまった。 まあ、花を見られたのでいいことにしよう。 一番終点の駐車スペースはどうやら流しそうめん屋の駐車スペースらしく、しかし、流しそうめん屋はそこからけっこう離れているので、店に立ち寄るかどうかの監視はできない模様だ。 昔お土産屋だったらしい建物はすっかり閉ざされていて、誰もいない。 そこから遊歩道が始まる。 またしてもすっかり忘れてしまっていたのだが、ここから上に向かう道と川沿いに進む道に二手に分かれる。 最終的に同じ場所に出るというのがわかるので、とくに迷わずに上のほうに進む。 この道にも紫色の花がたくさん咲いていた。 ツリフネなども見ることができた。 お土産屋はすでに閉店してしまったらしい。 綺麗な流れが斜面から流れ込んでいる。 ツリフネソウ、ミゾソバ。 この赤い橋を渡ると流しそうめん屋らしい。 遊歩道は二手に分かれ、上のほうの道に平坦で登りやすい道です、と書かれていた。 たしかに、最初は少し登ったが、そこから先は平坦でよく整備された道になる。 湧き水らしい場所もあり、やがて阿弥陀堂が出て来る。道が分かれている場所から5分ほどである。 阿弥陀堂から先に進むとすぐに阿弥陀ケ滝が見えてくる。 手前に滝を望む鑑瀑台のあずまやがあるのだが、そこに続く道は草で覆われて行けなくなっていた。せっかく作ったのに、もったいない。 滝前に2人の若い女性が座っていて、ずっと飽きずに滝を眺めていた。 そういえば、一番滝に近い駐車スペースにはけっこうたくさん自動車が止まっていたはずなのだが、滝前にはこの二人しかいなかった。 ということは、みんな流しそうめん屋に行ったんだな。 滝を堪能したあとは、下側の遊歩道を選んで戻る。 こちらには、行きの道とは違った植物があった。 ヤクシソウ、オクモミジハグマ? 流しそうめん屋には立ち寄らずに駐車した場所に戻る。 行って戻って、30分の行程である。 ところで、岐阜に来たからにはこの季節の定番の「栗きんとん」を買わなくちゃと思っていた。 阿弥陀ケ滝に向かう道路の空地に小さな小屋みたいな和菓子店があり、のぼりに栗きんとんとあったので、立ち寄ってみた。 栗きんとん、最後の一つを買い、ついでにいちご大福も買いましたよ。 すべて地元の食材だそうで、いちごはひるがの高原のイチゴだそうです。 あとは新潟に帰るだけである。 この秋、なかなか近づいてくれなかった秋が高い山にはやって来ている。 帰り道、富山あたりで立山の方向らしい山が真っ白になっていた。 秋を飛び越して冬の支度をしなくちゃならないみたいだ。 |
交通 阿弥陀ケ滝 最寄ICは、東海北陸自動車道白鳥ICもしくは、高鷲IC。国道156,158号(重複路線)に入って道の駅白鳥方向に進む。県道314号に入ってしばらく細い道を上って行く。要所要所に案内版が必ずあるので、見落とさないようにして進めば迷わずに到着することができる。 遊歩道はとてもよく整備されていて、10分たらずで滝前に行ける。 駐車スペースにトイレはあるが、男女はほぼ分かれていない。 |