2023年滝納め
千葉県の滝たち



不動滝
もっとも水量の少ない時期かもしれない。
これは滝なのか、シミなのか分からないくらいだった。
これで紅葉のいい季節ならまだ見栄えもした
とは思うが、まさか年末に滝を見に来る
酔狂な人間も少ないだろうので、
水量の少ない姿は滝のせいではあるまい。



遊歩道の終点あたりから見ると、
こんな感じに見える。
水量の多い時には二条になって、
雄滝、雌滝と呼ばれるそうだが、
想像つかない。



大きさ比較。
左手にダンナが立っている。
写真で見るより大きいんですよ。



滝つぼ。
意外に澄んでいる水だった。
夏場には水遊びもできるそうだ。





粟又の滝
えーと、これでも水は流れていたのだ。
もはや濡れた坂くらいにしか見えない。
この時期に来る滝ではなかったようだ。
もう少し水量のある見栄えのする季節に
再訪してあげないと、
滝の名誉を傷つけそうである。



上から見た滝。
滝つぼは巨大だ。



上の図と同じ感じの構図だが、
滝前を渡るコンクリートの橋から見ると、
こんな感じになる。
水量が多い時には、
手前の岩は見えなくなるかも。



これはかなり下流、
滝見苑さんの前のスロープから下った
遊歩道で河原に下りたあたりから見た滝。
手前の直線がコンクリートの橋。
ちょっと霧が出ていて、ぼんやりしてしまった。





濃溝の滝
どこが滝なのかよく分からない図に
なってしまった。
とりあえず、滝つぼに向こう側の光が
写っているので、
ぺちゃんこにつぶれたハートには
なっているんですが。



滝をアップにしてみた。
一応段瀑である。
この滝の岩や滝つぼに名前をつけて、
亀岩の洞窟としているらしい。



こちらは河原まで下りて撮影した滝。
滝のすぐ上に人工物が見えてしまって
じつはそれを隠すのに苦労する。



引くとこんな感じ。
水はけっこう綺麗だった。



幸福の鐘から見ると
上のほうから見下ろすことになる。



寄ってみるとこんな感じ。
川廻しという工法で
曲がりくねった川をショートカットで
つなげた結果できたトンネルと滝だそうだ。
つまり、人工物が見えて無骨、と
文句を言うのもおかしい話で、
この滝そのものが人工である。









2023/12/30〜31 不動滝(10M)  千葉県鴨川市
  粟又の滝(30M) 大多喜町  濃溝の滝(5M?) 君津市

年末に毎年滝も山もなく、ただ慰安として温泉旅行に行くのが恒例となった我が家だったが、今年はどういうワケか滝と山をからめて千葉県入りした。
理由はただ単に千葉県の山に登ったことがないし、千葉県の滝を見たこともない、というだけのことだった。
実際、滝のサイトとして、とりあえず本州と北海道の百選の滝は制覇したのだが、よく考えてみると、ものすごく足元に足を踏みいれたことのない県があった。
いや、行ったことがないワケではないのである。
だって、あの夢の国とかは千葉県だしさ、有名な牧場とかあるしさ。
でも、レポとして上げたことがなったし、行ってみたい滝が無いではなかったのである。
ならば、片付けてしまいましょう、ということで、2023年の滝納めは千葉県の滝になってしまった。
にしても、2023年の年末の曜日めぐりは最悪で、出発前日5時までみっちり仕事があり、早々に行く先を決めていたのだが詳しく調べる暇がなかった。
行く予定の滝は粟又の滝と濃溝の滝という、超有名滝なのでまず迷わないという確信があったのである。
考えてみれば、毎度毎度その確信があったばっかりに現地で右往左往していたよなぁ。
今回も見事にこのパターンにハマってしまった。
何度やっても勉強しない我々である。
寝る暇があったら、予習しろ、と今回の旅ではつくづく感じたのであった。

さて、当日。午前6時過ぎに自宅を出て、ナビの案内どおりにアクアラインを通って千葉県入りする。
ダンナ希望の千葉県の登山は、古刹清澄寺の裏山で、標高377メートルのほぼ丘なのでそれほど時間はかからない。(登山のレポはこちら)
それでも、午後3時になろうとしていたので、この日の日程は終了して、ちょっと早いが宿に向かおうとしていた。
その途中の県道81号で滝の看板を発見してしまった。
まだ早いので、一滝拾ってもいいか、と、自動車をその案内通りに進めたところ、あれー、道が崩れているぞー。
それでも鉄板が渡されていて、なんとか通れそうだったので、ゆるゆると通ってさらに進んでみると、あれーどんどん道が狭くなってくるぞー。
どうにも怪しいので、なんとか広めの場所をみつけて自動車の向きを変え、来た道に戻る。
その戻りしなに、立て看板があった。
「四万木不動滝入り口。お車でのすれ違いはできません。駐車は四万木ふれあい館にお願いします。」
これ、見落とした私たちが悪いんだろうなぁ。
と、いうことで、四万木ふれあい館を目指す。
って、これが意外と入り口と書かれていた小径からかなり先に進むのだ。
県道81号沿いにふれあい館という矢印とちょっとしたグラウンドのような広場があり、そこに数台自動車が止まっているので、そこに駐車。
あとあと見てみたら、どうもそこはホントにグラウンドでふれあい館と駐車場は矢印の道のさらに先にあったらしい。
我々のうっかりはまだ続く。
自動車をおり、道沿いに「よもぎフットパスマップ不動滝コース」と丁寧な図の看板が設置してあって、しっかりその写真も撮影しているのに、内容を見ていない。
さっき通った小路を進めばすぐに滝なのだと思っているので、確認する必要がないと思っているのである。
うーむ、何かこの人たちにつける薬はないものだろうか。
とにかく、徒歩で進む。

    
  
ふれあい館のグラウンドにあるマップ。四万木のバス停のそはの小径に入って行く。

小径まで戻り、鉄板の渡された崩れた個所を通りさらに歩く。
それからUターンした場所から少しの場所の電柱に不動滝850Mとあった。
げ、850Mってことは、約1キロあるんじゃん。
しかし、ここまで来て1キロが遠いと諦めるわけにはいかない。
とりあえず、舗装されている林道なのだ、険しい道ではない。
道はしまいにうっそうとした暗い杉林の中になってしまい、ホントに滝があるのか疑うくらいの場所になった。しかし、あと400Mとちゃんと案内があったりする。

    
  
すれ違いができない旨の看板と崩れた箇所。この辺りでUターンした。

    
  
あと850メートルとある。

    
  
うっそうとした杉林になってしまう。あと400メートルだそうだ。

杉林になってから、ややして、左手に不動明王さまの祠とよもぎ不動滝自然観察園の門のような入り口が出てきた。
整備された階段で、紅葉時には綺麗なんだろうな、と思わせられる落ち葉を踏みながら下って行く。

    
  
不動明王の祠と、その隣に自然観察園の門。

    
  
遊歩道を下って行く。モミジの枯れ葉が落ちている。

    
  
滝のそばには滝見台もある。滝つぼからその滝見台を振り返る。
  水量が多い時には、どうも滝見台あたりまで水が溢れそうである。

3分もたたずに滝が見えて来たが、あれ、声がするぞ。
なんか、ラブラブなカップルが滝前で撮影中だぞ。
そういえば、自動車でふれあい館に向かう途中で歩いているカップルを見たっけか。
こんな時期にこんな滝に歩いて行く人がいたのか。
あまりにラブラブなので、ちょっとだけ待って、わざと音をたてて階段を下って行った。
カップルも滝前を離れるところだったので、あいさつすると、「もっと水量が多ければ立派なんですかね」なんて言っていた。
そうねぇ。
私たちも初めてなんだけどねぇ。黒い壁でしかない滝の図を見て苦笑する。
二人が去ったので滝独り占め状態。
だが、どうにも撮影するには水が足りない。
ざっくりと写真を撮って来た道を戻った。
蛇足ではあるが、帰り道になんと二組のご夫婦らしい人とすれ違った。
意外に物好きはいるものである。


この日の晩は勝浦市のホテルに宿泊。
勝浦の海が見えて、そこに浮かぶ月なんかも堪能できた。

    
  
ホテルの夕食。窓からは勝浦の海と月。

    
  
翌朝の窓からの風景。と、朝食。

翌、大晦日。
前日の晴天が信じられないくらい大粒の雨が降っていた。
この日は千葉といったらこの滝でしょう、という滝を見て帰宅する予定である。
まず粟又の滝。言わずと知れた養老渓谷の滝・・・と思っていたんだがなぁ。
数年前くらいのユニクロのCMで女優さんがいきなり会社にむかうのをやめて行った先の滝である。
ホントにこの滝で迷うワケがないと思っていた。
まず、スタートが違う。
粟又の滝は養老渓谷の滝ではない。
まあ、おおざっぱに言えば間違いはないんだろうが、養老渓谷の駐車場に自動車を入れてしまっては、徒歩では行けない。
のに、入れちゃったんだわよ、私たち。500円也。
で、そこの案内図を見て、あれ、と思ったワケで。
粟又の滝、すんげぇ遠くね?
雨もザバザバ降っているし、さすがに5キロ以上あるらしいその場所まで歩いて行くつもりになれない。
仕方なしに5分もたたずに駐車場を出る羽目になる。
なんというか、養老渓谷、という名前は、あとあと調べたら1か所を指すワケではないらしいのだ。
てっきり養老渓谷駅近くの養老温泉辺りなんだと思っていたが、もっと広範囲を言うらしいのである。
で、今度はしっかり粟又の滝とナビに入れて案内してもらう。
自動車でなければ歩けませんよ、こんな距離。
ここでも滝の位置がイマイチわからずに、一番近い駐車場をパスしてしまい、トイレマークのついている橋の先にある駐車場に入れる。
一台も自動車が止まっていなかったが、なんか悔しいのでここでもしっかり500円を支払い、ようやく粟又の滝に向かって歩き出した。

    
  
たぶん、ここが公共の駐車場。橋を渡って滝に向かう。

いや、まだ右往左往は続いている。
橋のたもとに金神の滝というのがあるらしいと矢印があり、ついそっちに向かって歩き出した。
歩き出したはいいが、まったく滝の気配がない。
うーむ、こりゃダメなパターンだな。
10分も進まずに諦めた。
なにせ雨だ。戦闘意欲はほぼ無い。
また戻って、さあ粟又の滝はどこだ。
まだ場所を把握していない。
さっき通り過ぎたはずなんだが。
と、自販機の側面に遊歩道の文字を発見。
おお、ここだここだ。
それにしても、なんて見つけづらい案内だろう。
そりゃそうである。普通川の下流側から進んで遊歩道の入り口を探すわけなので、上流がわから滝を目指している我々は少数派だ。
でも夏場や紅葉の時期はどの駐車場もいっぱいになるんだろうから、もうちょっと案内しっかりしていてもいいんじゃなかろうか。
いや、そんな時期は人の流れがきっちりあるので、案内の必要もないのである。
とにかく、なんとか自販機のそばの階段を下って遊歩道に入ることができた。

    
  
滝の上流から向かっている図。右側が滝見苑さん。その向かいのお店の横に自動販売機があり、そこに遊歩道、という文字が書かれている。そこから入ると階段になる。

    
  
つづら折りの階段。完全予約制の多目的スペースが見える。

    
  
ライトアップするんだね。そのライトの横を通って川に近づく。

    
  
まだ見ごろの紅葉があった。橋に落ち葉が散る。

    
  
屋根付きの橋を渡ると、古い遊歩道と古い滝見台があった。もはや朽ちている。

つづらに折れた綺麗な階段を下って行くと、なにやらテラス状のベンチの並んだ施設が出現。
完全予約制の多目的スペースなんだそうで。
滝を眺めながらひと時を過ごす場所らしい。
滝前でのんびりするにも予約が必要な時代だ。
そこからさらに歩いて行くと、滝の上から見下ろせる場所になった。
ああ、やっぱりこの滝も水量が少ない。
白い滝水となってはじけているのではなく、とろんと岩盤を滑っている感じの水が見える。
まだ残っている紅葉を眺めつつ、さらに階段を下ると、滝前を渡るコンクリーの通路が見えた。
通路の下は水が通るようになっているし、低い場所なので増水時には水の下になるのだろう。
その通路を渡ると滝が正面に見える。

    
  
さらにスチールの階段を下る。その先にコンクリートの橋。

  
橋で川を渡れる。

うーむ。
やっぱり来る時期が悪かったんだな。
どこから見ても見栄えがしなかった。
とても幅広で、落差もあって、水があったらさぞ綺麗だっただろうに。
滝を見るなら冬、と平気でいう私なのだが、こればっかりは冬に来て失敗だったと言わざるを得ない。
2023年の9月の台風で遊歩道が崩れて通行止めになっていたそうで、その時の傷跡のような大きな岩が崩れたような場所もすぐそばにあった。
通れただけでもラッキーかもしれない。
地元の方々の努力に感謝しなければ。

    
  
たぶん台風で崩れたんだろう大岩が近くに。ここも最近まで通行止めだった。

    
  
この先にもいくつか滝があるらしいが、遊歩道はここまで。帰りはこっちの階段から。

    
  
階段を登り切ったら県道かと思ったらまだスロープがあった。

    
  
出た先は、滝見苑さんの前。滝巡りコースの案内があるが、通行できないと書かれていた。

もう少し遊歩道を下って、また飛び石状の通路を渡って階段にとりつく。
来た道とは違う階段とスロープで、滝見苑という宿の前に出た。
ちなみに、まだ閉鎖中である滝見コースには大小の滝があり、滝好きが楽しめる場所であるはずなのだが、遊歩道が閉鎖されていては手も足も出ない。ということで諦めた。

あとに残すのは、これまた観光滝である濃溝の滝である。
この滝はバスツアーの一部として組まれるくらいの滝で、たぶん滝好きとしては満足できる滝ではないんだろうな、と予め覚悟はしていたが、行っておかなければならないんだろうな、と思っていた滝でもある。
そんな滝だから、ここもすぐにわかると思っていたのだ。
一応ナビに入れてちゃんと案内もされた。
が、分からなかったのよ、滝。
ってか、道路標識に滝の案内が出ていなかったのよ。
幸運の鐘と温泉の文字しかなくて、ここじゃねーだろ、ナビと文句を言って通り過ぎたのよ。
濃溝の滝の文字ではなくて、清水渓流広場、と書いてあったのよね。
なんでこうも変化球が多いかな、千葉県の道路案内は。
通り過ぎて、引き返して、ここしか駐車できそうな場所がないからと自動車を入れたら、濃溝の滝の駐車場だった。あ、いや、清水渓流公園の駐車場なんですよ。濃溝の滝が清水渓流公園の中にあるだけなんですよ。しかも、渓流公園には目立つのぼりが立っていて、「亀岩の洞窟」って書かれているし。
濃溝の滝と書かれているのは、トイレ前の矢印看板だけである。
まあ、いい。とにかくたどり着いた。
この駐車場ならバスでもとめられるよね。
などと言いながら歩き出す。

    
  
清水渓流公園の駐車場と綺麗なトイレ。遊歩道はとても整備されている。

    
  
たぶん車椅子でも大丈夫だ。すぐにあずまやが見える。

  
そしてすぐに幸福の鐘が見える。

サンダルでも大丈夫なきれいな遊歩道である。
5分とたたずに幸運の鐘と書かれた鐘に着いた。
その鐘のそばのフェンスから濃溝の滝を見ることができる。
ここに至るまで、雨が激しくて、雨が降っているのに霧が出ている状態だった。
滝まではそれほど離れていないが、なんだかうっすら霞んだ状態でしか見えない。
いや、はっきり見えたとしても、眼下の滝は小さいものだった。
トンネルから出てくる滝で、光の加減によってはハートマークが出現するというふれこみで、神秘的な滝として観光地になってしまった滝である。
その光の加減も季節と時間が関わることなので、フラっと来ても綺麗な図は見られないということは承知していた。
でも、こんな滝をよくも見事に観光地化したなぁ。
というのが、率直な感想である。
カメラマンさん、すごいなぁ。こんな滝でも綺麗に撮れてしまうんだ。
さらに河原まで下れる道があったので下ってみた。

    
  
幸福の鐘の脇から河原まで下れる。階段なので、ここから先は車椅子は無理かな。

    
  
遊歩道の最後は滝見台。あ、まだ紅葉がある。滝見台から下にも行ける。

    
 
 これ、バリケンという水鳥だそうです。下流に向かって、ずっと木道が伸びていた。

渓流公園というだけあって、水と親しめる場所になっている。
幸運の鐘のあたりから見下ろした時よりは、思ったより水が綺麗で、水遊びも楽しいだろう。
滝の下流には木の遊歩道がつけられていて、川に沿って駐車場まで歩けるようになっているらしい。
滝自体は、河原まで来て見てもそれほど見え方が変わったわけではない。
というか、むしろ洞窟の片方の壁で滝が隠れてしまう。
よい写真を求める人は水の中に入って撮影するのかしらねぇ。
ふと見ると、ここに棲みついているのか、水鳥がのんびり寛いでいた。
なんか見たことのない水鳥だったので、そっちのほうが楽しかった。

さて、すったもんだしたが、なんとか千葉の予定は終了し、2023年の滝納めをすることができた。
あとは、またナビの案内どおりにアクアラインを抜けて新潟に戻るだけである。
大晦日なので、渋滞にハマるかと思っていたが、まったく渋滞していなくて、むしろ行きよりも早く帰りつくことができた。

    
  
アクアラインに乗り、海ほたるを見る。関越道の帰りには真っ白い谷川岳が見えた。

ああ、なんかバタバタ終わってしまった2023年。
それを象徴するかのような滝納めだった気がする。
2024年こそは現地でジタバタしない大人の滝めぐりをしたいものである。

 交通
  四方木不動滝  我々は新潟からなので、最寄ICは、東京湾アクアライン木更津東IC。ここから国道410号に乗り南下、国道465号に乗り継ぎ七里川温泉あたりで県道81号清澄養老ラインに入る。
四方木の集落に入ると、道の辻々に案内があるのですぐに分かるが、自動車はふれあい館の駐車場に駐車するのが無難である。
バックの腕に自信がある人はすれ違いポイントが無いことはないので自動車で行けないこともないが、やめたほうがよい。
ふれあい館から歩いて20分強で滝前になる。


  粟又の滝  あまりに有名滝なので、必ず行きつけると思うと、オフシーズンは閑散としているので注意が必要だ。
ナビに養老渓谷と入れるとかなり手前の養老温泉に連れて行かれてしまう。粟又の滝は養老温泉より5キロも先である。
養老温泉へは、木更津東ICから国道410号で南下、久留里あたりで県道32号に入り、さらに南下するように養老観光組合のHPには書いてあった。が、このルート、ものすごくガソリンスタンドが少ないので注意が必要である。
粟又の滝に向かうのであれば、むしろ国道410号でそのまま国道465号に突き当たるまで進み、国道465号で亀山湖などを通って山の駅喜楽里のそばの県道178号に入ったほうがいい気もする。多少遠回りになるが、とりあえず国道である。
県道178号に入ると、途中に滝巡り遊歩道の駐車場などもあるが、2023年末の現在は滝巡り遊歩道は台風の影響で閉鎖中である。
粟又の滝まで行く遊歩道に一番近い駐車場は、ホテル滝見苑さんの裏あたりにある坂を登って行く駐車場。その先にもたくさんあるが、料金は同じである。
粟又の滝は、遊歩道を川に向かって下って行って5分もかからずに見ることができる。


  濃溝の滝  観光滝なので迷うワケがないと思うと迷う。案内が幸福の鐘という文字のほうが大きいのである。あと、濃溝温泉という温泉の駐車場なんじゃないか、と思ってしまうのである。濃溝の滝は、幸福の鐘のある清水渓流公園の中にある。
粟又の滝ので説明した国道465号にある亀山湖のそばの県道24号をひたすら南下すると、道の駅ふれあいパーク君津になり、それを通り越して少し行くと右側に濃溝温泉千手の湯がある。そこ。
温泉に入る人も渓流で遊ぶ人も同じ駐車場なので心配はいらない。


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