![]() 不動滝 えーと、滝です。 細い部分で幅20センチないと思います。 ![]() 落差はあるのよ。 この斜面殆どを落ちていると思われる。 ただし、樹木で見えない。 ![]() 大きさ比較。 こんなもんです。 なんで地図にガッチリ載ってるかなぁ。 ![]() 下滝 夕暮れなので、すっかり暗くなってしまった。 三段の滝らしいが、我々には二段に見えた。 流れの変化が実に美しい。 ![]() 滝つぼのきわまで行って撮影。 ![]() ちょっと下流まで行って滝を見ると、 こんな感じの空間になっている。 ![]() 上段。幅広の分岐瀑。 ![]() きゅっと狭められた下段。 ![]() 大きさ比較の@。 ![]() 大きさ比較のA。 赤丸の中にダンナがいる。 実際は上段と下段の奥行きがあるので、 もっと大きな滝に見える。 |
2012/1/2 不動滝(?M) 下滝(15M) 茨城県常陸太田市 袋田の滝の上流の生瀬の滝を見るのにすっかり体力を使い果たした我々はまっすぐに常磐自動車道の高萩インターを目指した。 だが、途中、ちょっと寄り道をして道の駅さとみ方向に進むと、地図に不動滝というのが出ている。かなり縮尺の大きい地図にもしっかり載っている滝だし、道沿いにあるらしいので帰りの駄賃で見る分にはいいだろう。 そんな気分で不動滝に立ち寄ることにした。 失敗だった。 いや、滝が悪いワケじゃない。 縮尺の大きい地図に載っている滝だから立派な滝だろうと思い込んでいた我々が悪いのである。 うーん、これは、どう見ても沢? なにせ、道の駅さとみに行く途中で不動滝の前の鳥居が見えて、まさかあれじゃないだろうなぁと疑ったくらいなのだ。道の駅の駐車場に自動車を入れて、徒歩で1分くらいなのだが。 どうやら、こいつが不動滝らしいぞ、とわかってわざわざ立ち寄ることもない滝だったか、と肩を落とした。 とにかく、細かったですぅ。 落差はたぶんあるとは思うのだが、あまりに細くて、我々の目には滝に見えなかった。立派に鳥居で祀られているからには、なにかしらいわれのある滝かもしれないのだが、そのいわれを示す看板があるワケでもない。 まあ、街道の目印になった滝だから地図に載っているのかもしれないなぁ。 ![]() ![]() かなりガックリときて、もう完全に滝めぐりは終了して戻ることにした。 本当はここからさらに国道349を南下して河鹿沢の雄滝、雌滝を見るつもりでいたが、袋田の滝を出た時点で新潟に戻るつもりになってしまっていたのである。 ナビの案内どおりに高萩インターを目指した。 が、滝好きは滝の名まえを示す看板を見るとどうしてもストップしてしまうのだ。 国道461号に戻って、横川温泉を通り過ぎると、ちょこちょこっと下滝という文字が見え始めた。あと100メートルだそうだ。看板を通り過ぎて、右手に公園らしきものが見えてきた。ここから下滝に行けるらしい。どうもすぐ近くみたいだし、ちょっと寄ってみるか。 と、いうことで、綺麗な駐車スペースに自動車を入れた。 階段で下って行くとすぐに滝だった。 ![]() ![]() おお、なんて変化のある滝なんだろう。 大まかに2段の滝なのだが、上段から少し横にずれて下段が落ちている。 上段の幅広な感じに対して下段はきゅっと狭まった流れだ。 実はノーチェックだったこの滝を見て、先の不動滝との落差に大感激である。 階段は滝前まで下りられて、滝を間近に鑑賞できた。 この滝は夏場などに見たらとても涼しい気分にさせてくれる滝だろうなぁ。 だが、実に惜しいことに滝つぼにゴミが浮遊していた。 道からそれほど離れていない滝なので、ゴミをポイ捨てする人がいるのかもしれない。 こんなに綺麗な滝なのに、もったいない。 ひとしきり滝を撮影して駐車場に戻る。 ゴミは惜しかったが、滝としては一級品だ。立ち寄ってよかった。不動滝の失敗を払拭できた。 これで2012年の滝初めをしめくくることができた。 あとは、高萩インターから高速道路に乗って、磐越道に乗り換え、無料の恩恵をありがたく受けつつ、新潟に戻った。 概ね素晴らしい滝たちを見ることができて、2012年を占う滝初めは上々のものになった。 |
交通 不動滝 国道349号線、道の駅みさとの近くにある。道の駅よりも北がわ、道の駅の道路を挟んで反対側に鳥居がある。その向こうに落ちているのが不動滝。道の駅から徒歩1分くらい。道路は交通量があるので、道の駅に駐車したほうがよい。 下滝 最寄ICは、常磐自動車道高萩IC。インターを出たら県道67、県道10を通って国道461号に出る。あとは、袋田の滝方面に進む。すでに袋田の滝の案内がある。横川温泉の手前、左がわに公園のような滝の駐車スペースがある。横川温泉になってしまったら行きすぎ。だが、見落とさないと思う。 |