んがお工房の桜めぐり


城東窟の桜



城東窟の桜
樹齢約380年。
徳川家光が寄進したといわれる枝垂桜。
新発田市指定天然記念物。



青空だったらもう少し映えたのに。


しかし、お寺の建物には妙に似合っている。


清楚でつつましやかな感じだ。


幹は樹齢ほど太い感じはしない。


見上げると可憐な花が降るようだ。
4月22日
2012年は、桜の開花の時期を全く読めないまま、思い切りはずしてしまい、県内の桜を見るチャンスを失ってしまった。
これほど遅い開花はないんじゃなかろうか、というくらいに桜の開花が遅れた。
このままじゃ桜追いの気がすまない。
どこかいい桜はないだろうか。
ちょうど県北の山に早春の花を見に登るついでに、新発田市の宝光寺に立ち寄れそうだった。
宝光寺の城東窟の桜は、2010年に見に行って、ほとんど散ってしまったあとだったことがある。(レポはこちら)この桜が満開の時に見に行きたいと思っていたのだ。
どうやら、今満開らしい。
登山のあとに新発田市に行ってみた。
残念なことに、曇り空で、桜の撮影には今一つのコンディションである。
それでも、山門脇の若い紅八重枝垂桜はふんわりと咲いていた。
  


  
あいかわらず、赤い山門とベストマッチである。
さて、お目当ての樹齢380年の桜は咲いていてくれるかな。
山門をくぐり、境内に入ると、あらまあ、白い花が箱庭のような境内に見事に咲いていてくれた。
お寺の建物がぐるりと周りを囲っているので、本当に箱庭のようなのだ。
その小さな空間に、城東窟の桜はとてもよく似合っていた。
青空だったらよかったのになぁ。
桜と山門の間にちょっと土が盛ってあって、高くなっている場所がある。そこからだと桜が見下ろせるし、境内にあるソメイヨシノの花のど真ん中に入った気分になれる。
なぜこの盛り土があるのかよくわからないのだが、桜を見るにはとてもいい。
上から下から、桜の木の周りをぐるっと回りながら、桜をさんざん堪能した。
  

  山門を振り返ると、桜の花に埋もれていた。
ちなみに、「城東窟」については、宝光寺のHPに詳しいので、そちらでどうぞ。

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