2013年夏の北海道@オシンコシンの滝へ 2013年夏の北海道A 銀河・流星の滝 



銀河・流星の滝
双瀑台より撮影。
やはりこの図を見なければ、
銀河・流星の滝を見たとは言えない。


銀河の滝。
これでも、
10年前よりほんのちょっとだけ
水量が多いかも。


モンタージュ写真みたいだけど、
落ち口。


きゅっと狭まった場所。


今回はエックスの文字に見えた
横にそれる水流。


そして、滝壺。
崩落して埋まっていると思われる
大きな石だらけだ。


こちらは、駐車場の端っこ、
遊歩道の入り口から振り返った、
銀河の滝。
別の滝に見える。


こちらは河原の看板を入れた
銀河の滝。
せっかくの特徴的な横に伸びる
水流がよくわからないじゃないの。



流星の滝。
ドウドウと落ちている。


落ち口。
意外にも複雑な段がついている。


落ち口。
こちらは堆積している石も少なく、
もしかしたら滝つぼもあるかもね。




オマケ。
旭山動物園、シロクマ館の滝(笑)
二段の段瀑で、
シロクマがここの水を飲む姿が見られる。
2013/8/15 銀河・流星の滝(120M、90M) 北海道上川町

実を言えば、今回の北海道の目的は実に明確で、墓参りとオシンコシンの滝だけだった。つまり、それを終えてしまえば、まったく目標がなくなってしまったと言っても過言ではなかった。
3日目の朝、とりあえず、宿から空港までの道すがらにある百選の滝「銀河・流星の滝」を見ることくらいしか決めずに出発した。
銀河・流星の滝は二度目である。10年前の夏にその姿を見て感動したものだ。
宿を出て、国道39号線を西に向かう。この道は石北峠を通る道で、なんと標高は1000メートル以上にもなる。が、なんとなーく霧っぽくて、景色はまるで見えない。
宿泊地の塩別温泉から層雲峡は意外に近く、午前8時半前には大函の駐車場に着いてしまった。
ここからも小さな滝(岩間の滝)が見えるはずなので駐車場に入れてみたら、滝は木々の緑に隠れてまったく見えない。国道を渡って大函に行ってみようと思ったら、頑丈なフェンスが閉じられていて、通行止めになっていた。
  
木々の間からかろうじて見えた滝。

  
頑丈に閉じられたフェンス。
大函の駐車場はもう一つあるが、そこに行くには戻る必要がある。大函には滝はないし。仕方がないので、まっすぐに層雲峡に向かう。
こちらはさすがに自動車がたくさんとまっていて、観光バスも何台か来ていた。
我々は駐車場から見上げる銀河・流星の滝だけでは満足しないので、当然のように双瀑台に登る。
しかし、入り口がこんなんだったっけ〜?という具合になっていた。立派なお土産屋の建物が入り口の両側に立っていて、まるで改札のような場所を通って遊歩道にとりつくようになっていた。
  
三角屋根の間が双瀑台の入り口。

  
入り口の階段。
ただ、遊歩道自体は10年前のままだ。
しかも、どうも雨が降ったらしくて、ぬかるんでいる。
観光客がふらりと登り始めて、サンダルで困っていたりした。
5分ほど登って、途中の展望のきく場所に出る。
振り返ると2本並んだ銀河の滝と流星の滝が見事だ。が、ああ、やっぱりちょっと霧で霞んでしまっているなぁ。
  
けっこうぬかるんでました。

  
途中からみた銀河・流星の滝。
ここからだと滝の下の部分がよく見えないので、やっぱり一番上まで行く必要がある。
そこから先がまた足場が悪くてぬかるみがひどくなっていたりする。
登りはじめて15分ほどでようやく双瀑台に着いた。
    
  
さらに登って行くとやや平らになり、
    
  
ようやく滝見台にる。人物を入れると、右写真のような距離感になる。
  
ちゃんと双瀑台と看板もあります。
両側から杉の木が迫っていて、人によってはこれが邪魔だという人もいるだろうが、私はこの画覚の狭さが好きだ。
奥にそびえているだろう大雪山と、そこから駆け落ちる2本の滝が杉の額縁に縁どられている絵画に見える。
この日は惜しいことに霧っぽくて滝も霞んでいたけれど。
双瀑台から下りて、河原から滝を見上げ、それから遊歩道のほうに歩いてみることにした。いやな予感はしたのだが、駐車場の一番端っこから先は頑丈なフェンスが立てられていて、進むことができなかった。
  
何年通れないままにしておくつもりかなぁ。
つまり、層雲峡は銀河・流星の滝しか見られないと思ったほうがいい。ええー、10年前も途中までで通れなかったじゃないの。10年ずっと通れないままにしてあるのぉ〜?
もっとも、このところの気象の激しさは10年前以上なので、文句は言えないのだが。
そんなこんなで、双瀑台まで行ったわりにはかなり時間を残してしまった。まだ午前9時半である。
いくらなんでも今から空港に行くにはもったいなさすぎる。せめて2時間くらいどこかで時間を使えないか。
滝、うーむ、ここから千歳の間にいい滝はあるだろうか。
さて、前述したように、今回の北海道の滝の目的はオシンコシンの滝しかなかった。なんと、資料は全く持ってきていなかったのだ。せいぜい古いライトマップルがあるくらいである。その古いライトマップルを開いてみても、滝らしいものはなかった。
あるのは、えーと、そのー、・・・。
旭山動物園でしたとさ。
層雲峡から千歳空港に行くには旭川から道央道に乗ることになる。旭川にある観光名所っていったら、旭山動物園でしょう〜。
昼食を含めて2時間、駆け足でいいとこ取りをしよう、ということになり、急遽旭山動物園に行っちまいましたとさ〜。すすすす、すみません、滝じゃなくて。
10時半過ぎには到着して、恐ろしく並んでいるアザラシ館、白クマ館を見て、猛獣館のユキヒョウのおなかに大感激してかえってきました。昼食は適当なやきそばとメロンパン。でも、動物園の入り口近くの手作りパンは美味しかったよん。
  
これが見たかったのよね〜。

  
シロクマはダイブしてくれなかった。

  
カメラ目線いただきました。

  
ユキヒョウのおなか。もふもふ。
お昼すぎには動物園を出発。あとは、道央道を千歳に向かって走り、レンタカーを返して空港に。お土産を物色しているうちにあっという間に飛行機の時間になってしまった。
  
今回のパートナー、アクアちゃん。
いやはや、毎度どうでもいいことに時間を使って、せっかくの北海道を無駄にしている感じもしないではないが、それはそれでいい思い出になっている。
ま、北海道は必ずまで行く土地でもあるので、その頃にはゆったりした大人の旅をしたいと思う。
とりあえず、今回は目的を果たせた、ということで、及第点の北海道だった。
交通
  銀河・流星の滝  層雲峡観光協会に詳しく案内が出ている。道央道から現在は無料区間の旭川紋別自動車道に入り、上川層雲峡インターで下りる。国道39号線に出て、北見方面に進み、層雲峡の温泉などがある場所を通り過ぎて、銀河トンネルに入る手前で右折すればすぐに広い駐車場になる。
案内が随所にあるので、迷うことはないだろう。
双瀑台は、川とは反対側にあるお土産屋の裏手から登るが、意外とぬかるんでいたりするので、サンダルではやめたほうがいいだろう。
  旭山動物園  旭山動物園のHPに詳しいです。

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