![]() 小滝 今年も綺麗だわね、小滝姫。 ![]() 今年はなんだか滝つぼがよく見えたなぁ。 ![]() 鈴ケ滝 遊歩道の途中から撮影。 緑が濃い。 ![]() 滝名の杭のあるばしょから撮影。 ちょっとだけ水量が少ないかも。 ![]() 落ち口。 あれ、右岸寄りの流れって、 あんな階段状に見えたっけかね。 ![]() |
2017/6/25 鈴ケ滝(55M) 小滝(38M) 新潟県村上市 今年も行ってまいりました、鈴ケ滝。 ただし、今年はちょっとだけスケベ根性がある。 実はヒメサユリ狙いなのだ。 かなり前にこの鈴ケ滝は右岸にヒメサユリが咲くのだと知った。 今年は雨で地元のヒメサユリ群生地に行けなくて、まだヒメサユリを見ていない。標高が高い場所まで行けば7月に入っても見られる花ではあるが、もうちょっと手軽に見ておきたいなぁ。 ということで、実に単純な理由で鈴ケ滝に向かった。 この日は天気予報では県の北のほうでは晴れ間もみられるかもしれないくらいの、そんなに悪い雲ゆきではなかった。 また鈴ケ滝を見終わってから天蓋高原の公園でおにぎりでも食べよう、きっと気持ちがいいだろうな、と思っていた。 ところが、駐車スペースから滝に向かって下るあたりからなんだかポツポツと降ってきてしまった。 あららら。雨だわよ。 幸い、樹木の濃い場所なので多少の雨なら濡れずに済む。 見目麗しい小滝にあいさつをして、鈴ケ滝への道を進む。 ![]() が、滝の名前の杭のある場所まで来たら、本格的に降り出してしまった。 これは、滝前は厳しい。 大きな木のある滝前に降りる直前の滝見台的な場所でとりあえずヒメサユリだけ確認した。 えーと、ヒメサユリ、ヒメサユリ。 あったあった。咲いているよ。 前と同じ場所にしっかりヒメサユリが滝風に揺れている。 滝前まで下らないので遠い場所から見ることになってしまったが、まだちゃんとそこにいることを確認できた。 ![]() ズームで撮影したヒメサユリ。2本のヒメサユリが3つずつ花を咲かせている。 それにしても、本当になぜあんな場所にヒメサユリがあるのか。 上の方に目をこらしても、同じ色の花はない。 ずっと滝の上とか、周りを広い範囲で探してみてもほかの場所にはヒメサユリはないのである。不思議だ。 一昨年前に滝前の大岩の上にイワユリが咲いているのを発見したので、もうそろそろあるかと探してみたが、こちらはまだだった。 その代わりに遊歩道の途中に大きなウバユリ株がいくつかあるのを発見。こちらもまだ咲いていなかったが、鈴ケ滝はよくよくユリが好きな滝らしい。 これでヤマユリやクルマユリが咲いていればパーフェクトじゃないの。 樹木の多い場所ではないと雨に濡れてしまうので、とにかく駐車スペースまで戻る。 そこまで行ったら雨足もゆるんだので、林道のほうに歩いてみることにした。 こちらからはキスゲが見られるはずだ。 ギボウシの群生はまだ花にはなっていなかったが、鈴ケ滝の落ち口の向こう側に気の早いイワユリが咲いているのを発見することができた。 花を見たかったら鈴ケ滝は最高だわね。 ![]() ![]() ![]() これは、林道から、つまり滝上から撮影した同じヒメサユリ。こんな崖なのにね。 その後天蓋高原の公園に行ったらまた雨がポツポツ。 そこなら屋根があるからと思っていたあずまやに焼肉パーティーをしている一団が陣取っていたので、諦めて駐車場で昼食。 公園はまだ花も少ない感じだった。 ヒメサユリもいいけど、遠いしね。 花いっぱいの鈴ケ滝を見たいなら、7月に入ってからのほうがよさそうだ。 ![]() 滝とヒメサユリ。どこにヒメサユリがいるか、わかるかな〜? |
交通 鈴ケ滝 行き方は鈴ケ滝のレポに詳しい。 ただし、現在は林道が鈴ケ滝より先が通行止めのロープが張られていて、まるでそちらがわが遊歩道に見えてしまう。 遊歩道は看板に向かって立って左手、下に向かって下って行く徒歩でしか行けない道なので注意。 また、遊歩道途中の吊り橋から先が左右に分かれているように見えるが、遊歩道は左である。右側は釣り人用の踏み跡で、川に向かって途切れている。 吊り橋より上流がわも小さな滝になっているので、渡渉して行こうとは思わないように。 さらに、鈴ケ滝のある地域は近年熊により被害がある。熊には十分注意すること。 また、2017年の梅雨時にかなりの雨がこの地域に降っているので、交通については自治体に問い合わせてから訪問するようにしたほうがよいと思う。 |