![]() 小滝 今年もやっぱり綺麗だわね、小滝姫。 水量が少ないけど、それもまたよし。 ![]() ホント、緑のもみじの葉っぱが似合うのよ。 ![]() 去年よりさらに滝つぼがよく見えた。 意外に深そうだ。 ![]() 鈴ケ滝 昨年と比べると、やや水量が少ない。 ![]() 滝名の杭のある場所から撮影。 ![]() 滝前にて撮影。 ![]() これは、滝前の岩と岩の間から撮影。 滝前に来ると、落差を感じなくなる。 ![]() 帰りに林道から振り返ったら、 家族連れが滝前で遊んでいるのが見えた。 滝つぼの大きさと、人間の比較がわかる。 って、手前右よりに人が写っているんですよ。 ![]() 鈴さま横顔。 |
2018/7/22 鈴ケ滝(55M) 小滝(38M) 新潟県村上市 今年も行ってまいりました、鈴ケ滝。 例年であれば、梅雨時の雨がちな休日に登山するわけにもいかず、どこに行こうか困った末に訪問するのが鈴ケ滝だった。 が、今年はから梅雨。から梅雨どころか、早々に梅雨が明けて、水不足の夏になっている。さらには、例年にない高温が続いて、我々は疲れ切ってしまっていた。 と、いうことで、1日しかない日曜の休日に涼を求めて鈴ケ滝に行くことにした。 7月の鈴ケ滝なら花も多いだろうという期待もある。 鈴ケ滝に向かう林道は夏草が茂っていて、両側から覆いかぶさるように道を縁取って、そうでなくても細い道をさらに細く見せている。 午後になってからの訪問だったが、意外にも滝を訪れる人がいて、ちょっとすれ違いが怖いシーンもあった。 鈴ケ滝の駐車場にも2台ほど自動車がとまっていて、地味ながら百選の滝の吸引力を実感する。 駐車場では、もういるのか〜というメジロアブが自動車に向かって突進してきて困った。あとは、簡易トイレが設置されていてびっくり。そうね〜、トイレはないと、困るわよね〜。 遊歩道に下って行くと、いつもより緑が濃い。 本当に盛夏といった感じの緑が空気まで緑色に染めているみたいだ。 まず目に入ってくる小滝姫にご挨拶。緑色のもみじの葉っぱが実によく似合う。この滝があるから、鈴ケ滝は映えるんだよな〜としみじみ思う。 ![]() 今回は本当に緑が濃いのが印象的だった。木魂が出てきそうだ。 ![]() いつもの吊り橋なんだけど、なんか今年はものすごく揺れて怖かった。 小滝を後に遊歩道を進む。緑は濃いが、花が見当たらない遊歩道だ。 途中で単独で見に来たらしい女性とすれ違ったが、それきりだれともすれ違わなかった。2台あったはずの自動車の1台は釣り人かしらね。 滝前まで下る道も、いつもは湿ってどろどろだが、今年はぱっさぱさ。汚れることなく下ることができた。 鈴ケ滝そのものの水量も、やっぱり少ないかしらね。 滝前に立っても困るほどの水しぶきは降って来なかった。 滝は、たくさんのギボウシの花が咲いてはいたのだが、もう時期が遅くなってしまったようで、枯れかかっていた。せっかくの花の滝も、ここまで降雨がないと、ぱっさぱさになってしまうのだ。 少しは咲いているんじゃないかと思っていたキスゲやイワユリも咲いていなかった。1つだけイワユリは滝前の巨大岩の上に咲いていたのだが、写真でとらえることができなかった。 ただ、滝前の岩はたぶんキリンソウじゃないかな〜と思われる花で彩られて、こちらはとてもきれいだった。ホント、鈴ケ滝は花が途切れることがないんだなぁ。 ![]() 岩にたくさん咲いていた。 ![]() 可憐でかわいらしい。 滝を離れて、駐車スペースに戻る間に2組の家族連れがやってきた。暑いので、滝前の水遊びは子供に大うけだろう。 我々は駐車スペースからさらに林道を歩いて滝の横顔を見に行く。 飲料をもって行かなかったので、喉が渇いていたが、何か花が咲いていてくれると思ってのことだ。 咲いていたけどね、かっさかさのギボウシ。 あとはオカトラノオとやっと見つけられたコオニユリとクルマユリ。鈴ケ滝は百合好きだと判明した。 ![]() オカトラノオ。ほかにクガイソウもあったが、時期が遅かった。 ![]() コキマダラセセリが吸密中。 ![]() クルマユリ。葉っぱがクルマでしょ。 ![]() これ、コオニユリ。葉っぱがクルマじゃないでしょ。 今年も元気な鈴ケ滝を見ることができたが、途中の林道の路肩がなんとなく崩れかかっているのが気になった。 いつなんどき豪雨がこの地方を襲うともかぎらない。そうなったら、また見に来れなくなるんだろうな。林道奥の滝の宿命だ。 事故なく、崩落もなく、末永く花の滝を愛でたいものである。 |
交通 鈴ケ滝 行き方は鈴ケ滝のレポに詳しい。 ただし、現在は林道が鈴ケ滝より先が通行止めのロープが張られていて、まるでそちらがわが遊歩道に見えてしまう。 遊歩道は看板に向かって立って左手、下に向かって下って行く徒歩でしか行けない道なので注意。 また、遊歩道途中の吊り橋から先が左右に分かれているように見えるが、遊歩道は左である。右側は釣り人用の踏み跡で、川に向かって途切れている。 吊り橋より上流がわも小さな滝になっているので、渡渉して行こうとは思わないように。 さらに、鈴ケ滝のある地域は近年熊により被害がある。熊には十分注意すること。 また大雨などがあった場合は通行止めになるので、交通については自治体に問い合わせてから訪問するようにしたほうがよいと思う。 |