鈴ケ滝、2019




小滝
例年に増して葉っぱが多くてね。
でも、葉っぱが似合うから、小滝姫は。



ただ、その姫の横に流木が流れて
ひっかかる形で立っていたのが
ちょっと痛々しかった。




鈴ケ滝
雪解けシーズンの割には
水量は爆発的というほどではない。



遊歩道の途中から見る鈴さまも
いつもの通りの表情だ。



鈴さま落ち口。
すぐそばの水しぶきを浴びそうな場所に
ヒメサユリがあるのがわかるかな。



美しい流心。



滝つぼ。
これにも実はヒメサユリが写っているのよ。
左岸の緑のあたりの白い点が
ヒメサユリです。



鈴さま横顔。



落ち口を上から見る。
右側にヒメサユリの群落。
こんなに近くに咲いている。

2018/6/9 鈴ケ滝(55M) 小滝(38M) 新潟県村上市

今年も行ってまいりました、鈴ケ滝。
梅雨に入って間もない日曜日、予報に反して晴れた空だつたので、急遽行ってみることに。
滝を訪れる前に、天蓋山の下にある公園で昼食。意外にも数組の人たちが来てここでお昼にしている。トイレもあるし、いい休憩スポットかもしれない。女子トイレに、春から秋にかけてこのトイレを使わせてもらっているという人から造花の花束の贈り物があって、手紙とともに飾られていた。心温まる光景だ。
昼食後、そこからほど近い場所にあるスイレンの池を覗いてみた。
うわっ。とんでもない数のスイレンの花がもと田んぼだったとおぼしき池を埋め尽くしていた。こんなに咲いていると、ありがたくもなんともない。いや、きれいっちゃあきれいなんだけどさ。すごい数だった。

  
スイレン。きれいなんだけどね。

  
こんなに咲いているのよね。

  青いイトトンボがいいた。

  さて、鈴ケ滝である。夏草が勢いを増して、林道の両側から覆いかぶさるようになっているので、ただでさえ細い林道がさらに細く感じられる。注意して鈴ケ滝へ。
駐車スペースに到着すると、あらまあ、こんなにたくさん自動車が?というくらい自動車が駐車していた。といっても5〜6台くらいだけど、鈴ケ滝では多いくらいだ。
さっきの公園でも意外だったけど、アウトドアを楽しむ人口が増えたのかもしれない。
さっきの公園で見かけたバイクもとまっていて、我々と同じルートで滝を楽しんでいる人もいる。
遊歩道に向かって下って行く。
数組とすれ違い、滝を見下ろす場所に来て、滝前にも数組の人がいるのが見てとれた。
鈴ケ滝が周知されて、滝好きはなんとなく嬉しい。
滝名の杭のある場所まで来る。今日のお楽しみは、ヒメサユリとキスゲだ。
鈴ケ滝のそばにはヒメサユリが咲く。左岸にはキスゲも咲く。今日はどれほど咲いているだろう。
わぁぁぁ。思っていた以上にたくさんのヒメサユリが咲いていた。あそこにもここにも、あらあら、落ち口にもたくさん咲いているじゃないの。
キスゲも滝からやや遠い左岸に黄色い花をゆらしていた。
滝前に下る。
ちょうど滝前にいた人たちと入れ替えになって、しばらく滝前は我々だけになった。
ぐるっと見てまわり、あらまあ、滝前の巨大な岩の上にもヒメサユリが咲いているのを発見した。あの岩にはたしかイワユリも咲くのだ。とてつもない昔に鈴ケ滝の上のほうから落っこちて、真っ二つに割れて、それでもなお木々やヒメサユリやイワユリを咲かせている岩である。すごいなぁ。
滝前に別れを告げて、遊歩道を戻り、今度は滝の横顔を見に行く。
駐車スペースから林道を歩きだす。
昨年に増して、林道は荒れた感じがした。
それでも、たくさん花が咲いていて楽しませてくれる。
滝の落ち口まで来て、川の流れのほうを見てみると、下から見えたヒメサユリたちがよく見えた。あんなにたくさん咲いて、滝を見下ろしているのだ。
毎回思うが、鈴ケ滝は本当に花に愛された滝である。
もう少し先まで林道を歩いてみると、なんとまだ雪があった。6月に何度かここに来たことがあるが、雪が残っていたことはない。今年はやっぱり山間部は雪が多かったのだ。

    

    

  
  遊歩道沿いにはたくさん花が咲いていた。おなじみのやつや、名前のわからないやつも。


    
  林道には残雪。今年は雪が多かったらしい。

駐車スペースに戻ると、まだ自動車が到着したりしている。そのまま変わらず駐車している自動車もいたので、釣りの人かもしれない。
自動車に乗り込み、来る途中でみかけたヒメシャガを撮影。ちょっと路肩が危険な場所にあったので、慌てて撮影だ。
さらに先にはヒメサユリとキスゲが一緒に咲いている場所もあった。駐車していると、川がわの崖から釣竿を持った男性が登って来た。思わずこんにちはとあいさつしたが、この道の下って、川まで崖状に10メートル近くあると思う。どうやって下って、どうやって登って来たんだ、あの人。釣り人のパワー、恐るべし。
ここでは路肩が広い場所があったので、ゆっくり撮影。
それにしても、滝の周辺だけでなく、鈴谷を抱く山形県堺の山塊はこんなにも豊かなのだと実感した。
たぶん、釣り人もそう感じているんだろうなぁ、魚も豊かなんだろうなぁ。

  ヒメシャガ。

    
  左はギボウシの葉っぱとキスゲ。右はヒメサユリとキスゲのツーショット。


  こんな場所に咲いているのよ。
  
交通
  鈴ケ滝  行き方は鈴ケ滝のレポに詳しい。
ただし、現在は林道が鈴ケ滝より先が通行止めのロープが張られていて、まるでそちらがわが遊歩道に見えてしまう。
遊歩道は看板に向かって立って左手、下に向かって下って行く徒歩でしか行けない道なので注意。
また、遊歩道途中の吊り橋から先が左右に分かれているように見えるが、遊歩道は左である。右側は釣り人用の踏み跡で、川に向かって途切れている。
吊り橋より上流がわも小さな滝になっているので、川を遡行して鈴ケ滝に近づこうとは思わないように。
2019年現在は右側はロープで入れないようになっている。
さらに、鈴ケ滝のある地域は近年熊により被害がある。熊には十分注意すること。
また大雨などがあった場合は林道が通行止めになるので、交通については自治体に問い合わせてから訪問するようにしたほうがよいと思う。


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