![]() 乙字ケ滝 松の木が張り出していて、 せっかくの橋が隠れてしまった。 神社の横からの撮影では、絵にならない。 ![]() 2012年に来た時よりは 多少は水量が多いのかな〜。 ![]() ちょっと上流から撮影。 いや、滝を上から見てもね。 ここから下は鳥見山公園です。 ![]() 鏡石スマートインターの近くにある 運動施設併設の大きな公園。 ![]() 桜満開。 ![]() 広い芝生の向こうに桜。 ![]() おや、花のまんま桜が落ちているぞ。 ![]() 犯人はお前か、ツグミ。 ![]() それともお前か、シジュウカラ。 |
2021/4/3 乙字ケ滝(落差6M 幅60M) 福島県須賀川市 天下の百選に選ばれている滝を桜ついでの滝にしてしまうのはどうか、とも思うが、どうしても乙字ケ滝はこれをメインに行程を組む滝ではない。 と、いうことで、今回のレポはほぼ桜です。 須賀川市の桜を見に来たついでに立ち寄れる滝は無いか、実は迷った。乙字ケ滝か。須賀川市といえばこの滝だろう。でも、わざわざ行く必要あるか? いや、行かなきゃならないってば。我がサイトの表題は百名滝めぐりなんだからさ。 と、ダンナも私も自分を納得させて、東北道の鏡石パーキングで下りて、ナビの案内する通りに乙字ケ滝を目指す。 これが、意外にも当たりの道だった。 地図を見ると、牧場通りと書かれている県道289号を走る。 この道、鳥見山公園というスポーツ施設が集まった大きな公園の脇を通り、岩瀬牧場という観光牧場らしい牧場の脇も通る。 その辺りが、両側に桜の木があって、トンネルのようになっているのである。 うわー。満開の桜で道が覆われている。 桜目当てで来た我々である。いきなりクライマックスになった気分だ。 ![]() 国道118号に出て、記憶にあった乙字大橋の手前から乙字ケ滝へ向かう。 あれ、なんだか賑やかな気配があるぞ。 意外にも駐車スペースには数台の自動車があり、何組もの家族が来ている。こんなに賑わう滝ではないんだけど。 その理由はすぐに分かった。 公園のそばの空いた土地にたくさんの鯉のぼりがあげられているのだ。 さらに、遠目でも分かった賑やかな中国風のぼんぼりみたいな飾りが明るい雰囲気を醸し出している。 家族連れはむしろ滝よりも鯉のぼりを見にやって来ているようだった。 ![]() ![]() ![]() ![]() 滝は、雪解け時期ということもあって、多少水量が多く、幅の広い姿を見せてくれた。 だが、下流方向に歩いてみたのだが、すっかり整備された乙字ケ滝周辺は、河原に下りる場所がなくなってしまっていた。 水量が多くて河原が出ていなかったせいなのかよく分からないのだが、フェンスで仕切られていたようだ。 河原まで出れば滝の正面から撮影できたのだが、どうしても神社脇から撮影する一つのアングルしか撮れなくなってしまう。ちょっともったいない。 特記すべきは、震災で被害があった神社がすっかり新しくなっていたこと。土台がガッチリと固定されていて、多少の水害でも流されないみたいだった。(震災の痛手の生々しい2012年のレポはこちら) 神社の前には古い手水用の石桶があって、その隙間からスミレが顔を出して咲いているのをみつけた。春の息吹と復興の息吹だな、と思った。 ![]() ![]() さて、乙字ケ滝に挨拶もしたし、お腹も空いたし。どこでお昼にしよう。手持ちのおにぎりとカップラーメンは、実はここの公園で食べるつもりだったのだが、意外にも人が多くて食べにくい感じだったのだ。 でも、答えは簡単。途中にあった鳥見山公園でいいじゃないか。 行ってみたらとても気持ちのいい公園で、桜も満開。 たくさんの人が利用していても、あずまやを確保することができて、桜を愛でながらランチすることができた。 桜で遊ぶ鳥などを撮影して、妙にのんびりしてしまった。も、他の桜見なくても十分じゃないの。 いやいや、これからが本番だ。 さあ、桜を見に、須賀川市の長沼地区に行こう。 この日の須賀川市の桜めぐりはこちらから。 |
交通 乙字ケ滝 一番近いICは、東北自動車道須賀川IC。インターを下りて国道118号を石川町方面へと南下する。 インターからすでに乙字ケ滝の案内があるので、間違わないが、118号から乙字橋(滝の上にかかる赤い欄干の橋)に向かう道へ入ると、橋が現在通行止めなので、駐車場やお堂のある場所には出られない。 そこを通り過ぎて、国道118号乙字大橋で阿武隈川を渡り、やや戻る感じで左折してラブホテル方面に進んで、阿武隈川に近づいて行くと突き当たりに乙字橋が見える。ほぼ橋のたもと、右手に公園があり、駐車場もある。 ラブホの向かいくらいにも砂利敷きの駐車スペースがあるが、公園の駐車場のほうが近いし綺麗。トイレもある。 現在は鏡石パーキングのスマートICからが近い。牧場通りと呼ばれる県道289号を利用して国道118号に出る。国道118号へと右折したらほどなく乙字ケ滝である。 |