イエローフォール 今まで見た中で、一番白っぽいかも。 しかも縦縞ができている。 いろんな人の記事を見て、 この滝が一番赤いのは、凍りたての頃、 つまり、1月なのかもな、と思った。 青空が出現した。 青い空に赤い滝が映える。 そして、真っ白な磐梯山と右下に イエローフォール。 滝のアップ。 縞縞なんだよなぁ。 もっさりと雪が積もっている。 大きさ比較。 たぶん右にいるのは私。 磐梯山とイエローフォール。 滝を撮影する人々。 目まぐるしく空は変わり、 雪を降らせたり、山を隠したりする。 |
2024/2/11 イエローフォール(10M) 福島県北塩原村 この冬は暖かい。 新潟県の平野部にある我が家では、ついにマトモに積雪しないまま2月も半ばになってしまった。 雪が降らないだけではなく、気温が高いのである。 例年ならイチニ、イチニと気温は1度と2度の間をいったりきたりしているはずなのに、10度を超える日も何日もあった。 これでは、滝が凍らない。 毎年楽しみにしている長野県北相木村のあの松笠状の氷瀑、大禅でさえ、小さいままだというのだ。 これはもう、標高の高い場所しか凍る滝は望めないだろう。 それは、どこだ? と、いうことで、この前の週に乗鞍高原に行って善五郎の滝を見た。 あとは、どこだ? リフトかロープウェイで行くような高い場所がいいだろう。 リフト?そうだ、あそこがあるじゃないか、裏磐梯。 そう、イエローフォール。 我が家から比較的近く、リフトを乗り継いで行くスノーシュートレッキングの先にある赤い滝である。 他に思いつかなかった。 よもや、2年連続で行くことになるとは。 まあ、あまりに暖かい冬なので、ついに出番のなかったスノーシューを使うことができる、というのも特典である。 と、いうことで、2月11日に行ってきましたよ、裏磐梯。 昨年より多少遅めの午前9時半頃に裏磐梯スキー場に到着。 あれ、なんか、駐車場手前で係員が誘導しているぞ。 なんと、近くの駐車場が満車で、もう少し下にある場所に自動車を入れているらしい。 シャトルバスもあって、何人かはそれを待っていたが、たいていの人は支度をして歩いてスキー場に向かっている。 我々もそれに習う。 5分ほど道を歩いてスキー場に到着。リフト券を購入し、トイレを借りていざ出発。 これ、下の駐車場の様子。三連休のなかびだったからか、それともコロナが明けたからか。 午後にはもっとたくさんになっていた。 9時40分、スキー場到着。ものすごくにぎわっている。 この時点では雪がわさわさ降っている。 リフトを2つ乗り継ぎ、スノーシューを装着。相変わらず右と左が分からない。 10時04分 トレッキング開始。10時21分 銅沼到着。 あらら、真ん中あたりに水面が見える。凍っていないじゃないの。 慎重に踏み跡をたどって歩く。やっぱり去年よりあったかいんだなぁ。 さっきまで見えなかった磐梯山が姿を現した。 神々しいとさえ思える風景だ。 それにしても、こんなに岩が多くて、こんなにアップダウンするコースだったっけ? 岩と岩の間をぐねぐねと歩く。 遠くにイエローフォールが見える場所に出た。 今年は人が多いなぁ。たくさんの人とすれ違ったし、滝前にも何人もいる。 滝前だけ、どういうワケが風が強く吹いていて、長居できそうもない感じだった。 それでも、せっかくだからとコーヒーを入れて、チョコレートでブレイクする。 風が吹き、雪が舞う状況から、このブレイクの時間を経て、なんと青空が戻って来てくれた。 よし、滝と青空が今年も撮れるぞ。 寒くてもちょっと待ってよかったなぁ。 満足したので、戻ることにした。 まだまだたくさんの人が滝に向かって歩いている。 スノーシューコースとしては、本当にオススメの場所である。 暖冬の時の氷瀑としてもオススメだ。 青空に木々が真っ白に映えている。 そして、神々しい磐梯山さまも青空を従えて降臨。 リフトで下る時にはもう曇っていて、遠くの檜原湖がよく見えなくなってしまった。 どういうワケかリフトでやたら係の人にやたら心配されて乗り降りし、途中でリュックのポケットに入れておいたクッションを落としてしまったりして。 登りのリフトの人に何か落としましたよ、と言われても、それ、拾いに行けないでしょ〜。 大事なものだったら意地でも拾いに行くけどね。 12時半頃には駐車場に到着。 今回はゲレ食ではなくて、もう少し下った「ウッドペッカー」というレストランでごはんにしましたよ。 ビーフシチュー、美味でした。ちょっと高めだけど、絶品です。 イエローフォールの2006年のレポはこちら イエローフォールの2023年のレポはこちら |
交通 イエローフォール 目指すのは、裏磐梯スキー場である。 最寄りインターは磐越自動車道猪苗代磐梯高原IC。インターを下りて、左折。国道115号線を北上する。しばらく走ると、左折すると459号線という交差点になるので左折。459号線に入ったらしばらく道なりに山を登る感じで走る。 すると、五色沼、裏磐梯ビジターセンターなどがある観光エリアになる。ここを通り過ぎ、檜原湖湖畔に突き当たる。 両側にリゾートホテルがある。 左手に裏磐梯高原ホテルが見え、それを通り過ぎるとすぐに左折する細い道がある。 道案内がしっかりと裏磐梯スキー場、と書いてあるので迷わない。 ただ、この道は本当に細くて、除雪も今までの道よりもしっかりしていないので注意が必要だ。 この道を走って突き当りがスキー場。 あとは係の案内に従って駐車しよう。 リフト券を購入後、リフトを2本乗り継いでスキー場の頂上。 頂上からイエローフォールは、スノーシュー初心者の我々で、なおかつ晴れていてやや風の強い時で、1時間弱で到着できる。 リフト代は、我々は山頂往復券で一人1500円。 リフト1回500円で2本乗り継ぐので、往復券はちょっと割引。 裏磐梯スキー場 |