2007年滝納め@そのA日塩もみじラインの滝へ
塩原の滝
(布滝、風挙の滝、竜化の滝、抛雪の滝)
 




布滝
雪景色でなかったせいか、
以前見たよりも滝っぽく見えた。



風挙の滝
この写真では分かりづらいが、
ぴょんと跳ね出した水流がかわいい。
遊歩道はこの滝のすぐ脇を
階段で登って行く。



竜化の滝
とても狭いスペースにある滝なので、
とにかく撮影が難しい滝だと思う。
小さく写ってしまっているが、
とても奥行きのある滝だ。



抛雪の滝
前回積雪のために撮影ができなかった。
今回はしっかり国道から前に回って撮影。
落差は15メートルないくらい。
2007/12/30 布滝(落差7m)、風挙の滝(落差10m)、
            竜化の滝(落差40m)、抛雪の滝
                     栃木県那須塩原市(旧塩原町)

実は2007年の滝納めは、クリスマスに行った早滝にするつもりだった。
クリスマスツリーのように凍った滝で滝納めなんて、ステキじゃないの。
だがしかし、滝は凍っていなかった。
期待していた分、どんなに落差があって美しい滝であっても、行った甲斐がなかったと思ってしまうのは仕方がないだろう。
そんな思いの滝納めでは、2007年を締めくくれない。ぜひとももっとパッとした滝を見たいものだ。
しかし、年末のお休みに、とんでもない寒波がやってくるらしく、新潟や近隣の県はのきなみ雪マークがついていた。
このままでは、凍っていない氷瀑で2007年が終わってしまう。
どこかいい場所はないものか。
そんな思いの中、ダンナが探し当てたのが栃木県だった。
栃木県の塩原温泉あたりには、滝がごっそりとある。
そういえば、2004年の滝初めにも塩原に来ている。真冬の塩原ははじめてではない。しかもあの時は雪の中、無駄に山を歩いているし。(その時のレポはこちら
だが、せっかくの栃木だ、前に行ったことのある滝では芸がない。
今回のターゲットは、日塩もみじラインの周辺にある滝たちに決定した。

そんなこんなで、12月30日の午前6時過ぎに自宅を出発。今回は磐越自動車道を利用して、東北自動車道まわりで塩原入りした。
12月の晦日でこんなに雪がなくていいのか、というくらい茶色い景色の福島を通り過ぎる。東北道に入るあたりで、さすがに太平洋側、雨がちだった空が明るくなってきた。
本当であれば塩原温泉街をスルーして、すぐに日塩もみじラインに入るつもりだったのだが、さすがに竜化の滝の魅力に抗うことはできなかった。
「竜化さまにはご挨拶していこうか」
「そうしよう」
と、一も二もなく竜化の滝の駐車場に自動車を入れる。
まだ午前中も早い時間ではあるが、年末なので、塩原温泉に向かう国道400号はだんだんと混雑し始めていた。竜化の滝の駐車場は半分工事中でつぶれていたが、数台の自動車が駐車していた。
とにかくご挨拶だけなので、さっさと済ませることにする。
この遊歩道からは、まず布滝が国道を挟んで向こう側の箒川に落ちているのが見える。さらに抛雪の滝の落ち口を通り抜け、跳ね出した水流が可愛らしい風挙の滝のそばを通る。そして、最後に竜化の滝の滝見台になる。
つまり、一度で4度おいしい遊歩道なのだ。
さっさと行って帰っただけで、4つ滝を見てしまった。30分でこんなに滝に会えるとは効率がいいぞ。
まずは、いい滑り出しで2007年の滝納め滝めぐりは始まった。

  
竜化の滝遊歩道の始まり。

  ほとんど雪のない景色。

    
  遊歩道を歩いている時はちょっと雨っぽい天候だった。

    
  あいかわらず鳥小屋みたいな竜化の滝の滝見台。

              そのA日塩もみじラインの滝へ
交通
  竜化の滝遊歩道  東北自動車道西那須野・塩原ICを下りて、案内通りに国道400号バレーラインを進むと県道30号と交差する交差点に道の駅「湯の香塩原」があるので、ここで地図など入手するといいだろう。
あとは箒川を左手に見ながらさかのぼる形になる。しばらく国道400号を進んで行くと、左側に竜化の滝の駐車場がある。遊歩道は右側。右側にも数台駐車できる。竜化の滝まではゆっくり行って片道20分。

2007年滝納めそのA日塩もみじラインの滝
2007年滝納めそのB尚仁沢湧水周辺の滝


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