![]() 音止の滝 仮設っぽい滝見用の階段から撮影。 相変わらず豪快である。 ![]() あの滝の正面の砂浜みたいな場所に立って 滝を見上げてみたいものだ。。 ![]() 白糸の滝 滝見橋のたもとの滝見スペースで撮影。 ここから遊歩道の突端まで、 対岸にはずっと水が湧き出て落ちる岩盤がある。 長いこと長いこと。 幅130メートルだそうだが、 もっと長く感じられる。 ![]() これは遊歩道の一番高い位置から撮影。 ちょっと見、白糸の滝に見えない。 ![]() 水はとにかく綺麗だ。 富士山からの湧水である。 ![]() 左岸の湧水。 じかに滝つぼに落ちる部分よりも より湧水感がある。 ![]() 滝見橋を含んだ風景。 |
2015/4/11 音止の滝(25M) 白糸の滝(26M)静岡県富士宮市 実は、つい前日までこの日本の名瀑を訪れる予定は全くなかった。なんでまた来てしまったかというと、同じ市内にある五大桜の一つ狩宿の下馬桜が満開だという情報を得たからである。 この前の週に石戸蒲桜を見終えて、五大桜は下馬桜だけがまだ見ていない桜になっていた。 せっかくの日曜日にしかも、なんだかどんよりとしたお天気の日に(天気の悪い日は花見客がぐっと減るので、よい写真を撮るつもりでなければ見学にはもってこいなのだ)満開とあれば、行かないわけにはいかないだろう。 そんなこんなで、近所の百選の滝にご挨拶することになったのであった。 ![]() ところで、この2つの滝はとにかく印象深い滝なので、つい最近来たような錯覚をしていたが、なんと以前来たのは2002年である。どひゃ〜、10年以上も前〜? しかも、2002年の大晦日に来たものだから、ヘンな駐車場に駐車して、お土産屋さんも閉まっていて、寂しい感じだった。 だもんで、今回もきっと滝なんかに来る人はいないだろうと思っていたら、そんなことはなかったです。 前に駐車場が無人で無料だったので、普通車500円なりの駐車料金の駐車場を見て、ここじゃないっと通り過ぎ、無料と大きく書かれていた駐車場に入れたら、お土産屋の駐車場で、お土産を買ってくれたら無料で、そうじゃなくても200円だ、ということだった。うーむ、無料に惹かれて来たから、ちょっと偽りありじゃないのぉ、と思ったが、500円の駐車料金よりは安い。ま、いいか。 それほど混雑もしていないが、観光客の姿も多少あって、ああ、観光地なんだなぁと思いつつ、滝に向かって歩く。 と、左側に広いスペースが。そこから音止の滝の滝上が見られるらしい。いや、滝の上って、それほど見ても楽しいものじゃないけど。 前に見た記憶もなかったので、その広場まで行って、とりあえず覗き込む。これくらいの水の量が、25メートルの落差を落ちるとあんなに豪快になるんだなぁと勉強にはなる。 ![]() ![]() さらに進んで行くと、また左側に今度は神社の文字が。 音止の滝真上「ゆついわむら神社」だそうだ。石碑に漢字もあったのだが、ゆつの字が難しい。ゆつ磐叢神社である。 これもまた見た記憶がないので、脇道にそれて行ってみる。 あらまあ、こじんまりとしたかわいらしい神社があった。どうも磐長媛尊の神社で恋愛関係に強いらしく、ハート形の絵馬がフェンスにたくさんくくりつけられていた。そのフェンスから、本当に音止の滝の落ち口を覗き込むことができる。ここからだと、真上なので、落差を感じることができて、なかなか興味深い。 ![]() ![]() ![]() さらに歩いて行くと、今度は手作り感のある滝見台が現れた。どうも手すりがあって見づらいのでちょっと高くしてみました、というだけの感じだ。 そこに登ってみると、確かに音止めの滝がよく見えた。 この先、滝がわの手すり近くの路肩が崩れかかっていて、近寄ってはいけないことになっている。そのため滝が見えづらくなっているのだった。今後補強するかどうかは不明だ。 ![]() お土産屋が並んでいる場所を通り過ぎ、白糸の滝へと下って行く。 あら、こんな感じだったっけ。 案内版とか、階段とか、とても綺麗になっている。 しかも、滝前に立派な橋ができているし。上から見える白糸の滝自体はもちろん変わりはないのだが、なんか前に来た時とちがってすっきりしている。 なーんか記憶がうっすらなんだが、滝の右岸ってば、なにかお土産屋か食べ物屋かがあったんじゃなかったっけか。もうちょっと滝壺前に近寄れないようなものがあったんじゃなかったっけか。 2002年の写真を見たみたが、さすがに滝しか撮影していないので、当時の周辺の様子は分からなかった。富士山が世界遺産に登録されて白糸の滝も構成要素になったので、整備されたのかもしれない。とにかく、10年以上来ていないんだなぁ、としみじみと思ってしまった。 ![]() ![]() とてもきれいな滝見橋の上からは白糸の滝を正面に見ることができる。とにかく幅の広い滝だというのが実感できた。 橋を渡って、遊歩道の突端まで行ってみる。 さすがに富士山の湧水の滝だ。滝つぼの水が本当にきれいである。 遊歩道から河原に下りる場所もあり、その水に触れることもできる。 色々と湧水の滝たちを見てきているが、この白糸の滝は、やっぱり親分格だ。 綺麗に整備されて、車いすでも見ることができるようになっているので、この親分を誰でも見て触れることができる。 あまりに有名な観光地ではあるが、それだからこそ誰にでも滝の素晴らしさを知ってもらえる場所でもあるのだと思う。 さて、駐車スペースに戻る頃にはお昼になっていた。 なんだかやきそばのいいニオイがする。そう、ここは富士宮市。富士宮やきそばだらけじゃないのよ、お土産屋。12年前にはやきそばのイメージなかったなぁ。 結局ニオイに誘われて、駐車場を利用させてもらってお土産屋で食べましたとさ。おかげで200円の駐車料金を節約できました。 |
交通 音止の滝、白糸の滝 我々は下馬桜からナビまかせで向かったので、道がさっぱり分からない。(こらこら) 最寄ICは、東名高速道路、富士IC。西富士道路を経て国道139号に入り北上。富士宮市に向かう。 あとはもう、きっちり観光地なので、道案内に沿って行けばまず迷わない。 滝に近づくと、左側に普通車500円の駐車場。向かい側にお土産屋の駐車場が並ぶ。客引きなんかもいる。食事やお土産を購入予定なら、お土産屋の駐車場を利用するのもよいだろう。 トイレは駐車場にある。 滝まではお土産屋のど真ん中を通って行く。ハイヒールでも全然困らずに滝を見ることができる。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() 合成すればいいんだけど、今回は4分割のまま並べてみた。ホント、幅が広い。湧水滝の親分だ。 |