2017年No.1 笹の滝 |
2017年は、1年数か月にわたるレポ休止から復活した年である。 しかし、さすがに復活の年だけあって、フル活動というわけにはいかず、徐行運転の状態の1年だった気がする。 そんな中、唯一収穫だったのがGWの奈良遠征だ。主たる目的は中の滝の遠望だったのだが、百選の滝である笹の滝が想像以上に素晴らしく大感動だった。見ることの苦労よりも、今回はビジュアルに軍配が上がった。 と、いうことで、2017年のナンバーワンは笹の滝に決定した。 |
百選の滝 華厳の滝(栃木県) 霧降の滝(栃木県) 苗名滝(新潟県) 笹の滝(奈良県) 不動七重の滝(奈良県) 中の滝(奈良県) 鈴ケ滝(新潟県) 姥ケ滝(福井県) 米子大瀑布(長野県) 意外にも百選の滝にはけっこう出かけた年だった2017年だ。 中でも奈良県の滝たちはどの滝も思い出深い。 県内の百選については、惣滝に行く機会がなくて、すべてにご挨拶できなかったのが残念だ。 また、久しぶりの姥ケ滝は、姿かたちは覚えているものの、入口からこんなに歩いたっけか、と記憶もおぼろになってしまっている自分が多少情けなかった。 2017年の冬の華厳の滝は、明智平から。 この風景は圧巻です。 足湯ができたんだね〜、姥ケ滝。 行く時間を誤ると、まったく逆光になる米子大瀑布。 |
新潟県の滝 鈴の小滝(村上市) ヒコサの滝(妙高市) 虹の滝(南魚沼市) 大尾不動滝(阿賀町) 池尻不動滝(十日町市) 波滝(村上市) 平林不動滝(村上市) 善根の不動滝(柏崎市) 湯の沢不動滝(柏崎市) あらららら、県内の滝って、ほとんど行っていない。これはマズいなぁ。 新潟県の滝ならこのサイト、と言ってもらえるようになりたいんだけど、実際に行っていないとなると、説得力がない。 これからはなかなかまとまった時間がとれなくなるだろうので、県内の滝にも足を向けなければ。 毎年恒例で行っていた、本城の滝が遊歩道の崩落で行けなくなってしまったのも痛い。 早期の復旧を願う。 妙高には毎年行っているわりに久しぶりだったヒコサの滝。 まだこんなにいい滝が新潟にあったか、と感動の平林不動滝。 波滝も一緒に発見。いい滝です。 |
他県の滝 白雲の滝(栃木県) 放等の滝(栃木県) 般若の滝(栃木県) 竜頭の滝(栃木県) 湯滝(栃木県) 王滝(長野県) 乙女の滝(長野県) 霧降の滝(長野県) おしどり隠しの滝(長野県) 善五郎の滝(長野県) 番所大滝(長野県) 番所小滝(長野県) 八坂大滝(長野県) 麻苧の滝(群馬県) 三滝滝(福島県) 樽滝(福島県) 不動滝(奈良県) 大泰の滝((奈良県) 清納の滝((奈良県) 雷の滝((和歌山県) なべわりの滝((和歌山県) 不動滝(奈良県) 銚子滝(奈良県) かくれ滝(奈良県) 大鍋小鍋の滝(奈良県) 西の滝(奈良県) 蜻蛉の滝(奈良県) 澗満滝(長野県) ふくべの滝(石川県) 岩底の滝(石川県) かもしか滝(石川県) しりたか滝(石川県) 赤石の滝(石川県) 綿ケ滝(石川県) 達沢不動滝(福島県) 県外の滝は、滝数を稼げる場所に行く傾向があるので、結構多めの訪問になっている。 中でも、やはり奈良遠征の滝たちが光っている。新潟県の田舎から見ると、奈良はいにしえの都のイメージが強いのに、行ってみたらとんでもない秘境だった。 滝をめぐって初めて分かる、日本の自然の奥深さである。 蜻蛉の滝は、しなくていい苦労しました。 台風のさなかに行った達沢不動滝。 |
2017年までに行きたいのに行けなかった滝等をピックアップ。 新潟県内の滝 七滝 内の倉ダムの上流にある滝。だれか、情報ください〜。 苗名滝上流の滝 2009年に行くつもりだったんだけどな〜。 惣滝のそばの雪解け滝 スノーブリッジが怖すぎて。 その他、まだ見知らぬ滝たち 新潟県外の滝 そりゃ、まだ行ったことのない百選でしょう。まだまだたくさんあります。 この項目、ここ数年ひとつも変化ありません〜。今年もやっぱり変化ありません〜。 |
2017年は、冒頭でも書いた通り、休止していた滝めぐりを再開したばかりの徐行運転の年だった。 と、いうわりには、後回しにしていたらいずれ行けなくなってしまう日が来るだろうと思われる笹の滝と中の滝を見るために奈良遠征を敢行。ちょうど家族にも猫にも健康の心配がなくなったので、二泊くらいなら家を空けることができるようになったのも幸いした。 中の滝については、大抵の滝好きたちは自己責任で滝見尾根からの鑑瀑にチャレンジして、ある意味勲章のようにそこからの中の滝西の滝の写真を紹介しているが、われわれは通常の大蛇ーからの遠望よりもさらにさらに遠望の又剱山から見るという、思いっきり逆行した行動をとってみた。 もちろん、ものすごく遠かったが、それはそれで楽しい思い出になった。 奈良の滝めぐりについては、災害による橋の崩落や道路の崩落などで計画を変更せざるを得ない状況にあちこちでなってしまった。それどころか、ちゃんと元の道に戻れるのかワケわかんない、という心細いドライブもさせられてしまった。あらかじめ道路状況も確認しなくてはならないということを痛感させられた。 ナビを信じてとんでもない場所から滝を見に行ってしまったのもこの奈良遠征の蜻蛉の滝である。ナビは詰めの詰めであてにならない、と、奈良では何度も思い知らされた。 2017年はほぼこの奈良遠征ですべてと言ってもいいくらいである。 県内の滝で偶然にみつけた平林不動滝と波滝は大収穫だった。最近は県内の滝は訪問することも少なくなってしまって、新しい滝を探す努力さえしていない。まだまだ隠れた滝はあるものだ、油断はできないぞ、と思った。 最後に、毎年必ず訪問し、花々を愛でさせてもらっいてた本城の滝。この滝の遊歩道が豪雨災害で崩れ、2017年はついに訪問することができなかった。キャンプ場内にある滝なので、遊歩道が復旧するまでは訪問はかなわない。かなり残念である。 振り返ってみれば、2017年は奈良でも県内でも災害の爪痕を実感した年だった。 今後、天候はさらに局地的に激しくなる傾向になっていくと思う。今見ることができる滝も、いつみられなくなってしまうか分からない。チャンスがあればためらわず、滝を訪問したいものである。 誰が何と言おうと、この写真は「んがお工房」的に勲章の写真。又剱山からの超大遠望の中の滝、西の滝。 で、これが大蛇ー。私、先端に立てませんでした。 奈良遠征でも、新潟の滝でも、道端の看板には本当に助けられた。行政や地域住民のみなさま、看板設置、ありがとう。 |