![]() 元滝湧水 新緑が白い水に映えてとても美しい。 これほど絵になる湧水も無いだろう。 ![]() 絵になる湧水、というよりは、もう、 一枚の絵じゃないかしらん。 苔の緑も本当に綺麗だ。 ![]() 大きさ比較。 左下にダンナがいる。 川を挟んで向こう側が湧水だ。 川は湧き水を集めて下流に流れ、 奈曽の白滝の奈曽川に合流する。 ![]() 落差こそないが、幅は広い。 対岸を見渡す限り水が落ちている。 ![]() 参考資料。 湧水の位置から見た元滝。 矢印のあたりに白い筋が見えるだろう。 それが滝なんだがなぁ。 見えないじゃないの。 |
2007/5/5 元滝湧水 (落差5m) 秋田県にかほ市 今回の鳥海山周辺の滝めぐりを締めくくるのは元滝である。 いや、正確には元滝湧水だ。 この湧水の少し上流にかなりの落差のある直瀑があり、これを元滝というのだ。 しかし、そちらへは落石の恐れがあるために行くことができない。 濃霧の奈曽の白滝を後にして、鳥海ブルーラインを登って行く。ほどなく案内も明確に元滝への入り口があった。 ブルーラインをはずれて少し走ると、林の中のような駐車スペースがあった。先客が1台。おやまあ、新潟ナンバーだ。同郷の物好きである。 駐車スペースには、直瀑の元滝そのものと湧水の絵の看板が立てられていて、貴重な水資源であると書かれている。 こんなふうに滝が見えるのかと期待してしまう。 ![]() ![]() ![]() 遊歩道の様子。ゆるい下りである。 遊歩道は細いが整備されている。ゆるゆると下って行くと5分ほどで湧水の前に出た。 おお、これはすごい。 これ、みんな湧き水なのか? 見上げると、水流の上のほうは、山肌になっていて、水の流れは見えない。本当に岩盤からいきなり湧き出ているのだ。このものすごい水量で。 幸い、霧は奈曽の白滝ほどではなくなっていたし、湧水までの距離も近かった。 しっとりと濡れた感じの新緑と苔と水の白さを堪能することができた。 さて、本来の元滝、これは見れないものか。 上流に通じている道にはご丁寧なまでに立ち入り禁止の札が何本も立っていて、柵が施されている。よほど行ってほしくないらしい。 ![]() だが、見てみると、実は見えるのだ、滝が。 上流のそれほど遠くない場所に白い水が落ちているのが分かる。 それが、手前の杉の木ですっぽりと隠れていてよく見えない。 本当にそれほどの距離ではないのである。 落石ったってそんなものはどこの場所でも危険があるに違いない。 行くか。 幸いにも先客は戻ってしまっている。 柵を跨ぎ、大岩を乗り越えながら上流に向かって進んでみた。 だが、滝の見える場所まではいけなかった。 水が多くて、簡単な装備ではとても先に行けなかったのだ。腿くらいまで水に浸かる覚悟であれば、5分も遡行しないで滝までたどり着けただろうが、今回は気楽な観光旅行である。そこまでするつもりにもならなかった。 あの杉の木2本切ってもらえば、下流からでも見えるのになぁ。 いや、自然保護の観点から言うとそれはいけない考えなのだろう。でも、滝好きの視点から言えば、すぐそこにあるのに木で見えないとなれば、危険を冒してでも行きたくなるじゃないか。危険回避させるためなら、ちょっとくらい配慮は欲しいものだ。 後ろ髪引かれる思いで戻り、遊歩道の入り口にある湧き水をペットボトルに汲んで今回の滝めぐりを終了した。 ![]() ![]() 元滝湧水そのものの水ではないが、これも鳥海山の湧き水だ。 来た道を戻ると奈曽の白滝の駐車スペースあたりでまたしても濃霧になっていた。呪われているに違いない。 濃霧は日本海に出るまで続き、海が見えるあたりでやっと霧から霞くらいなった。 国道7号に出て、遅い昼食を食べて、あとは一路新潟に戻るだけである。 またしても海好きの「じゅごん」ちゃんに海寄りの道に誘導されつつ、海沿いからはずれた温海温泉で入浴して帰宅。 それにしても、鳥海山周辺の滝めぐりはすごい。 ものすごくお得感のある滝めぐりになる。あらゆるタイプの規模の大きな滝を楽しむことができるのだ。これは滝初心者にはオススメコースかもしれない。 我々も今回は雨だの霧だの色々悩まされることが多かったので、また季節を変えてぶらりと来てみたいものだと思った。 |
交通 元滝湧水 最寄ICは山形自動車道酒井みなとIC。国道7号線に出て北上。象潟市街の少し手前で県道58号に入り、鳥海ブルーライン(県道131号)に進む。 あとは案内に従えば迷わない。奈曽の白滝を越えて10分かからない。 駐車スペースに入るのにちょっと細い道を下るがその入り口を見落とさないように。 駐車スペースからは、ゆるい下りを5分ほど歩くと湧水の前に出る。 |