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そうめん滝 



そうめん滝
こんな場所になかったら、
わざわざ遊歩道を作られて、
わざわざ見に行くようになるだろうと
思われるくらいの美瀑だ。
新緑のこの季節も綺麗だったが、
秋にはさらに綺麗になるだろう。


大きさ比較@。
前にダンナが立ってます。
意外に大きい滝だと分かると思う。


大きさ比較A。
私が道路から撮影。
道路からはこんなふうに見える。


変電設備あたりから撮影。
こっちから見るほうが傾斜がきつく見える。



斜面を滑るような滝なので、
滝つぼはほとんど無い。



意外にも奥が深く、
見えている範囲よりさらに上が
あるようだった。

2009/5/3   そうめん滝(落差20m)     兵庫県宍粟市

原不動滝を出発して、あとは国道29号を北上して、県道48号を通り、天滝の入り口を確認して養父で国道9号に合流。本日の宿を予約してある和田山に向かう予定だ。
その途中に、道端にある滝があるので、立ち寄る。
もちろん、もう少し足を伸ばせばいくつも滝がある土地ではあるが、もうそろそろ日没も近いし、長距離ドライブと渋滞でかなり疲れていた。

さて、原不動滝から本当にすぐの場所に、しかも国道29号に向かって落ちていると言っても過言ではない滝が上手い具合に存在する。
そうめん滝である。
そうめん滝というネーミングからして、どうもしみったれた滝のイメージがあったが、道路から見られるというのでチェックしていた。
国道29号を走りつつ、どこだどこだと探していたら、本当に道の脇にあった。あったはいいが、道路に駐車できる場所が全くない。
しかも、この国道29号、けっこう通りが激しいのである。
右側にある滝を通り過ぎて、どこかでUターンするしか手がないと思われた。
と、左側に何やら変電所のような建物が見えた。今日は休日のために、門が閉ざされている。その門のあたりに自動車がとめられそうなスペースがかろうじてあった。
よし、ここに駐車させてもらって、ダッシュで滝を撮影してこよう。
ハザードをつけたまま、自動車を門の前にとめさせてもらい、道路を横断する。が、ここがまたカーブで、走って来る自動車が見えづらいのである。私なぞ、猛スピードのバイクに思いっきりクラクションを鳴らされてしまった。そりゃそうだろう、こんな場所で横断する人間がいるなんて、バイクも自動車も思っていないだろうから。
そんなこんなで、滝までたどりついた。小走りで30秒くらいの場所なんだけど。
そばに来てみると、おおっと声をあげたくなるくらい、とても綺麗な滝だった。思っていたよりもずっと規模も大きく、流れも美しい。
道路は滝の正面を横切っているし、道路から滝前まで下りることもできる。つまり、右から左から真正面からとあちこちから撮影可能な滝なのである。
そして、その角度によって、いちいち表情の違う滝でもある。
ダッシュで撮影してダッシュで戻るつもりが、あっちからこっちからとカメラを構えて、意外に時間をとってしまった。
道路から見える滝ではあるが、その存在を知らないと見落としてしまいがちな滝でもある。なぜなら、国道29号線を北上する場合、川とは反対がわの山がちなほうにあるからだ。目線はどうしても川のほうに行ってしまうので、滝があっても見落としてしまうだろう。
鳥取市がわから国道29号を南下して来た場合にはあと2キロで道の駅はがだという看板のすぐそばにある。
原不動滝に行った際には、見て損はない滝なので、チェックしておいて欲しい。

  
ヒメレンゲが滝を見ていた。

      
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交通
  そうめん滝  一番近いICは、中国自動車道山崎IC。インターを下りたら、国道29号線を北上。道の駅はがを通り越して2キロほど走った右側にある。下の写真の変電設備らしいものが目印。
  

  これは道の駅はががわから撮影。
  

  こちらは、振り返る形で撮影。向こう側に滝が見える。
近くに駐車できる場所はないし、国道は通行が激しいので、充分注意すること。1台くらいなら変電設備のあたりに駐車できそうである。
もし通り過ぎてしまったら、ちょっと先の左側に変電所がある。休日であれば、ここの門が閉まっているので、ここに駐車して、大慌てで滝を見るという手もある。(すみません、我々はこの手を使いました)

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